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J-GLOBAL ID:202202277105761594   整理番号:22A1070553

鉄不動態皮膜上に作製したカルボン酸イオン自己組織化膜の化学修飾による超薄二次元重合膜の腐食防止作用

Protection of Iron Corrosion by Coverage with an Ultrathin Two-dimensional Polymer Coating Prepared by Chemical Modification of Carboxylate Ion Self-Assembled Monolayer Adsorbed on Passivated Iron
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 105-109  発行年: 2022年04月15日 
JST資料番号: F0006A  ISSN: 0917-0480  CODEN: ZAKAEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超薄(厚さnmオーダー)二次元重合体皮膜をpH8.49のホウ酸塩緩衝溶液中で作製した不動態皮膜上に吸着した16-ヒドロキシヘキサデカン酸イオンHO(CH2)15CO2-自己組織化膜を1,2-ビス(トリエトキシシリル)エタン(C2H5O)3Si(CH2)2Si(OC2H5)3とオクタデシルトリエトキシシランC18H37Si(OC2H5)3と反応させて作製した.二次元重合膜で覆った電極を0.1M NaNO3中で処理し不動態皮膜を補修した.この複合皮膜の不動態皮膜破壊までの時間tbdは非常に長く,1000h以上が期待され,その防止率P(%)は非常に高く99.9%以上であった.不動態皮膜破壊に対する完全な防止と非常に高い値は将来のSDGsにとって究極の保護被膜研究となりうる.(著者抄録)
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分類 (3件):
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防食  ,  プラスチック被覆  ,  化成処理 
引用文献 (12件):
  • 1)T. Shimura, K. Aramaki, Proc. 67th Jpn. Conf. Materials and Environments, pp.177-180(2020).
  • 2)T. Shimura and K. Aramaki, Zairyo-to-Kankyo, 71, p.75(2020).
  • 3)K. Aramaki and T. Shimura, Corros. Sci., 51[9] pp.1887-1893(2009).
  • 4)K. Aramaki and T. Shimura, Corros. Sci., 52[1] pp.1-6(2010).
  • 5)K. Aramaki and T. Shimura, Corros. Sci., 46[2] pp.313-328(2004).
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