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J-GLOBAL ID：202202277294890035   整理番号：22A0790400

銀および銅ナノ粒子のXPS研究は選択的抗癌,プロアポトーシス,および抗菌性を示す【JST・京大機械翻訳】

XPS study of silver and copper nanoparticles demonstrated selective anticancer, proapoptotic, and antibacterial properties

著者 (4件)： Vasil’kov Alexander (A.N. Nesmeyanov Institute of Organoelement Compounds of Russian Academy of Sciences, Moscow, Russia) ,  Batsalova Tsvetelina (Department of Developmental Biology, Faculty of Biology, Plovdiv University, Plovdiv, Bulgaria) ,  Dzhambazov Balik (Department of Developmental Biology, Faculty of Biology, Plovdiv University, Plovdiv, Bulgaria) ,  Naumkin Alexander (A.N. Nesmeyanov Institute of Organoelement Compounds of Russian Academy of Sciences, Moscow, Russia)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 54  号： 3  ページ： 189-202  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機分散媒体としてアセトンを用いた生態学的に安全な金属蒸気合成(MVS)法により,銀と銅ナノ粒子を作製した。透過型電子顕微鏡(TEM)は,試料が球状で多分散であり,それらの平均サイズが銀ナノ粒子(Ag NP)で2.5nm,銅ナノ粒子(Cu NP)で2.6nmであることを示した。X線光電子分光分析は,ナノ粒子中の銀の状態がAg0状態の銀のそれに近いが,銅ブラックは金属-Cu+とCu2+の2つの酸化状態を含むことを示した。生物学的in vitro研究は,ナノ粒子がグラム陽性およびグラム陰性細菌種に対して抗菌活性を有することを示した。Cu NPは,より顕著な抗菌効果を示し,セレウス菌と大腸菌の有意な増殖阻害を誘導した。両タイプのナノ粒子はin vitroで抗癌特性を示した。Cu NPはin vitro培養において癌および正常線維芽細胞において強い細胞毒性を誘導したが,非癌細胞に対するそれらの阻害効果は癌細胞系と比較してより軽度であった。Ag NPは,ヒト肺および頸部腺癌細胞株に対して選択的細胞毒性を示した。さらなるin vitro研究は,Ag NPsとCu NPs抗癌作用の機構がアポトーシスの誘導を含むことを示した。本研究は,生物活性銀と銅ナノ粒子の製造のためのグリーン合成アプローチを記述し,医療用途の可能性を強調する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *銀 ,  *銅 ,  大腸菌 ,  抗腫瘍作用 ,  腫瘍細胞 ,  ヒト ,  セレウス菌 ,  透過型電子顕微鏡 ,  in vitro実験 ,  *アポトーシス ,  多分散性 ,  *ナノ粒子 ,  脂肪族ケトン
準シソーラス用語： 銀ナノ粒子 ,  *銅ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  質量分析  (CC03013N)

物質索引 (1件)： アセトン

タイトルに関連する用語 (7件)： 銀 ,  銅ナノ粒子 ,  XPS ,  研究 ,  癌 ,  アポトーシス ,  抗菌性