文献

J-GLOBAL ID：202202277374531913   整理番号：22A0149559

廃水中のジメチルスルフィドのスマートフォンに基づくデジタル比色測定【JST・京大機械翻訳】

Smartphone-based digital colorimetric measurement of dimethyl sulfide in wastewater

著者 (3件)： Santiago Jamila B. (The Graduate School, University of Santo Tomas, Manila, Philippines) ,  Sevilla Fortunato B. (The Graduate School, University of Santo Tomas, Manila, Philippines) ,  Sevilla Fortunato B. (Research Center for the Natural and Applied Sciences, University of Santo Tomas, Manila, Philippines)
資料名： Microchemical Journal  (Microchemical Journal)
巻： 172  号： PA  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0072A  ISSN： 0026-265X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 廃水中のジメチルスルフィド(DMS)の測定のための簡単で低コストな方法を,スマートフォンに基づくデジタルイメージング比色法を用いて開発した。この方法は,ニトロプルシドナトリウムによるDMSの錯化反応とその後の酸性化によるピンク色の生成を含んだ。スマートフォンカメラは,赤色(R),緑色(G)および(B)青色空間における着色反応混合物および色値のディジタル画像を通して開発した色を記録し,ディジタル画像分析を通して得た。G値はDMSの高感度測定の基礎を提供することが分かった。光ボックスパラメータ(カメラに対する光源の位置および距離)および反応パラメータ(NaOH濃度,反応時間およびHCl濃度)を最適化した。この方法は,0.996のPearson係数で500~6000μg kg-1の作動範囲で直線性を示した。検量線の勾配に基づく感度を-0.017(μg kg-1)-1と計算し,検出限界は222μgkg-1であった。良好な精度(0.8から1.3%の相対標準偏差)を得た。G値は分光光度計から得られた吸光度と良好な相関(Pearson相関係数=0.997)を示した。廃水試料のDMSの測定は,参照GC-FPD分析の結果と合致する(98%の回収率)結果をもたらし,正確な測定の能力を確証した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カメラ ,  光源 ,  最適化 ,  分光光度計 ,  *廃水 ,  錯体生成 ,  比色分析 ,  検量線 ,  検出限界 ,  ニトロプルシド ,  ディジタル画像 ,  G値 ,  吸光度 ,  *スマートフォン ,  脂肪族化合物 ,  スルフィド

著者キーワード (4件)： デジタルイメージング測色 ,  ジメチルスルフィド ,  スマートフォンカメラ ,  ニトロプルシド試薬

分類 (2件)： 有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (1件)： ジメチルスルフィド

タイトルに関連する用語 (5件)： 廃水 ,  ジメチルスルフィド ,  スマートフォン ,  デジタル ,  色測定