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J-GLOBAL ID:202202277412882720   整理番号:22A0718230

StとCMSで共グラフト化した高分子鎖のスルホン化による架橋カチオン交換膜の調製

Preparation of Crosslinked Cation-exchange Membranes by Sulfonation of Polymer Chains Cografted with St and CMS
著者 (3件):
資料名:
巻:ページ: 22-28  発行年: 2022年 
JST資料番号: F2494A  ISSN: 2436-1445  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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可食性塩を製造するために,電気透析と機械的強度を改善したカチオン交換膜を電子ビーム誘起グラフト重合によって調製した。最初に,スチレン(St)とクロロメチルスチレン(CMS)をEB照射超高分子量ポリエチレン膜上に共グラフト化した。第2に,クロロスルホン酸との反応により,スルホン酸基を導入すると共に,共グラフト鎖中に架橋構造を組み込んだ。ビニル単量体溶液中で種々のCMS含有量で調製されたカチオン交換膜を,25°Cで0.5mol/LのNaCl中に貯留し,含水量,膜抵抗,および引張強度の経時変化を評価した。150日間の貯留期間にわたって,含水量は増加し,膜抵抗と引張強度は減少した。この傾向は,共グラフト鎖が架橋され,高分子ネットワークを含むスルホン酸基中の水包接を抑制するという事実によって説明できる。ビニル単量体溶液中のCMS含有量は,膜の高分子ネットワークの架橋度を支配し,電気透析の性能に影響する。17%のCMS含有量および74%の共グラフト度で調製したカチオン交換膜は,市販のカチオン交換膜と比較して,電気透析に対して20%高い塩化物イオン濃度の塩水を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換  ,  塩素とその化合物  ,  膜分離 

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