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J-GLOBAL ID:202202277436124567   整理番号:22A0764201

種子寄生性ハモグリガによって排他的に受粉したコミカンソウ,Glochidion rubrumの花の香りの夜間放出と受粉後変化

Nocturnal emission and post-pollination change of floral scent in the leafflower tree, Glochidion rubrum, exclusively pollinated by seed-parasitic leafflower moths
著者 (5件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 197-208  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの昆虫受粉植物は,効果的な花粉媒介者を誘引し,ガイドするために花の香り信号を使用し,花の香り放出の時間的パターンは,花粉媒介者の活動と受粉状態に応答するように調整されると思われる。雌雄同体Glochidion樹木(Phyllantaceae)とEpicephalaガ(Gracillariidae)間の親密な苗受粉相利共生において,花の香りシグナルは種特異的な相互作用を仲介し,ガの効率的な花粉収集と雄花および雌花それぞれの花粉蓄積挙動に影響する。著者らは,Epicephala受粉Glochidion rubrumの雄花および雌花の両方が,夜行性花粉媒介者の活動時間に合わせた香り放出日周パターンを示すのか,そして雌花は受粉後に化学シグナルを変化し,花粉媒介者の更なる訪問と産卵を減少するという仮説を検証した。著者らは,2日連続で花の香り放出の日周変化を調査し,そして受粉が花の香りに及ぼす影響を,圃場において人工受粉で調べた。雄花および雌花の総香り放出は日中よりも夜間で高く,これはEpicephalaガによる夜間訪問により予測しうるものであった。いくつかの化合物は明らかな夜間放出リズムを示した。人工受粉実験から,2つの化合物,ネロリドールとオイゲノールの放出が受粉済の花で劇的に減少したことから,これらの化合物が花粉媒介者の主要な誘引物質として機能する可能性が示唆された。しかし,雌花の総香り放出は人工受粉の影響を受けなかった。G.rubrumの花の香り放出のパターンは,夜間の花粉媒介者誘引および産卵減少のために最適化されると思われる。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  植物生理学一般 
タイトルに関連する用語 (6件):
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