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J-GLOBAL ID：202202277436791819   整理番号：22A0733617

魚油による予防処置は1型糖尿病ラットにおける抗欝薬の抗うつ薬様効果を促進する:セロトニン作動性系の関与【JST・京大機械翻訳】

Preventive treatment with fish oil facilitates the antidepressant-like effect of antidepressant drugs in type-1 diabetes mellitus rats: Implication of serotonergic system

著者 (7件)： Paula Farias Waltrick Ana (Department of Pharmacology, Biological Sciences Building, Federal University of Parana, Coronel Francisco H dos Santos Av. S/N, P.O. Box 19031, Curitiba, PR 81540-990, Brazil) ,  Henrique Bernardo de Lima Silva Alvaro (Department of Pharmacology, Biological Sciences Building, Federal University of Parana, Coronel Francisco H dos Santos Av. S/N, P.O. Box 19031, Curitiba, PR 81540-990, Brazil) ,  Cristina de Carvalho Milene (Institute of Neurosciences and Behavior (INeC) and Laboratory of Neuropsychopharmacology of Faculty of Philosophy, Sciences and Letters of University of Sao Paulo, Ribeirao Preto - SP 14040-901, Brazil) ,  Aparecida Comotti de Oliveira Bruna (Department of Cell Biology, Biological Sciences Building, Federal University of Parana, Curitiba, PR, Brazil) ,  Naliwaiko Katya (Department of Cell Biology, Biological Sciences Building, Federal University of Parana, Curitiba, PR, Brazil) ,  Maria da Cunha Joice (Department of Pharmacology, Biological Sciences Building, Federal University of Parana, Coronel Francisco H dos Santos Av. S/N, P.O. Box 19031, Curitiba, PR 81540-990, Brazil) ,  Menezes Zanoveli Janaina (Department of Pharmacology, Biological Sciences Building, Federal University of Parana, Coronel Francisco H dos Santos Av. S/N, P.O. Box 19031, Curitiba, PR 81540-990, Brazil)
資料名： Neuroscience Letters  (Neuroscience Letters)
巻： 772  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0118A  ISSN： 0304-3940  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイプ1糖尿病(T1DM)と関連する鬱病は,主要な臨床課題である。主にドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)から成る魚油(FO)は,その神経保護特性を与えるうつ病の治療に対して非常に有望であると指摘されている。DHAとEPAはいくつかの生理学的作用を発揮するが,DHAは出生後脳発達において重要な役割を果たすことが知られている。本研究は,幼若誘発T1DMラットのうつ病様行動および脳モノアミンレベルに及ぼすFO(組成におけるDHAの多く)単独または抗うつ薬との併用による予防治療の効果を調べることを目的とした。このように,前思春期ラットを,ストレプトゾトシンによる実験的T1DM(28日目)の誘導の4週間前に,賦形剤(VEH)またはFO(DHAの50%およびEPAの50%)で長期治療を行った。併用すると,ビヒクル,フルオキセチン(FLX,選択的セロトニン再取り込み阻害剤)またはイミプラミン(IMI,三環系抗うつ薬)による治療は,週6(42日)で開始し,2週間持続した(56日)。行動試験を55日と56日に行い,続いて神経化学的分析のために海馬と前頭前皮質解離を行った。結果は,FOで前処理した誘導T1DMラットが血漿中のEPAとDHAの有意な増加を示し,これら酸の全身利用性の増加を示した。以前に観察されたように,誘導T1DMラットは,修正強制水泳試験で不動性の増加および遊泳と上昇頻度の低下を示し,抑鬱様行動を示した。併用治療-FO+抗欝薬(FLXまたはIMI-両方)は,抑鬱様行動の有意な改善を誘導できた。ここで,遊泳行動がセロトニン作動性神経伝達の増加と関連することは注目に値する。興味深いことに,著者らのデータは,併用処理(FO+抗うつ剤,FLXの無効用量を含む)が,FOで前処理しない動物と比較して,動物の遊泳を,有意に増加させることができることを示した。さらに,これらの仮定を確認するために,誘導T1DMラット由来の海馬における5-HTレベルの減少は,FLX(最高用量)またはIMI(両用量)による処理後に増加し,これはFOで前処理した動物でより顕著であった。興味深いことに,FOで前処理されたこれらの動物において,FOと関連したFLXの無効用量は5-HTのレベルを増加させることができた。ノルアドレナリンの海馬レベルの減少はIMI処理後にのみ増加し,FO前処理により影響されなかった。結論として,我々の結果は,DHA/EPA比の選択が,FO抗うつ様効果に対して考慮されるべき重要な因子であるが,抗欝薬に関連したこの組成におけるFO処理は,特に5-HTのアベイラビリティを優先的に増加させるものが,T1DM関連鬱病を有する個人に対する治療の良好な代替を表す可能性があることを指摘した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血漿 ,  *魚油 ,  *抗うつ薬 ,  神経伝達 ,  賦形剤 ,  *ラット ,  海馬 ,  うつ病 ,  三環式抗うつ薬 ,  併用療法 ,  前頭前野 ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン ,  ω-3脂肪酸 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  カテコールアミン ,  アミノアルコール ,  第二アルコール ,  ポリオール

著者キーワード (6件)： オメガ-3脂肪酸 ,  ドコサヘキサエン酸 ,  エイコサペンタエン酸 ,  うつ病 ,  ストレプトゾトシン ,  セロトニン

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB05020M)

物質索引 (4件)： エイコサペンタエン酸 ,  ドコサヘキサエン酸 ,  セロトニン ,  ノルエピネフリン

タイトルに関連する用語 (9件)： 魚油 ,  予防 ,  処置 ,  1型糖尿病 ,  ラット ,  抗欝薬 ,  抗うつ薬 ,  促進 ,  セロトニン