文献

J-GLOBAL ID：202202277457923977   整理番号：22A0986660

記憶効果を伴う流行動態の簡単なモデル【JST・京大機械翻訳】

Simple model of epidemic dynamics with memory effects

著者 (5件)： Bestehorn Michael (Brandenburgische Technische Universitaet Cottbus-Senftenberg, Institut fuer Physik, Erich-Weinert-Strasse 1, 03046 Cottbus, Germany) ,  Michelitsch Thomas M. (Sorbonne Universite, Institut Jean le Rond d’Alembert, CNRS UMR 7190, 4 place Jussieu, 75252 Paris cedex 05, France) ,  Collet Bernard A. (Sorbonne Universite, Institut Jean le Rond d’Alembert, CNRS UMR 7190, 4 place Jussieu, 75252 Paris cedex 05, France) ,  Riascos Alejandro P. (Instituto de Fisica, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Apartado Postal 20-364, 01000 Ciudad de Mexico, Mexico) ,  Nowakowski Andrzej F. (Department of Mechanical Engineering, University of Sheffield, Mappin Street, Sheffield S1 3JD, United Kingdom)
資料名： Physical Review. E  (Physical Review. E)
巻： 105  号： 2  ページ： 024205  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0493A  ISSN： 2470-0045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,個体の一定母集団における流行性拡大の動力学のための記憶を有するコンパートメントモデルを導入した。各個体は,状態[数式:原文を参照],または[数式:原文を参照](SIRモデル)の1つである。状態Rにおいて,個体は有限時間間隔内で免疫を保っていると仮定した。第一部では,ある確率密度関数から引き出される免疫のランダム寿命または持続時間を導入した。一旦免疫時間が経過すると,個人は感受性状態への瞬間的な移行をする。免疫のランダム持続時間を導入することによって,記憶効果を,流行動力学を決定するプロセスに導入した。第2部では,このアプローチを計算機シミュレーションに実装し,多重ランダムウォーカーモデルを採用することにより,流行拡散の時空動力学に対する記憶効果の影響を調べた。感受性ウォーカーが同一サイトで感染性のものを満たすならば,感受性のものはある確率で感染する。コンピュータ実験により,流行の伝播または絶滅に対する関連パラメータを同定することができた。両部分において,免疫の有限持続時間は,感染個体の数に持続的振動を引き起こし,進行中の流行活動により,緩和から定常状態解へのシステムを妨げる。このような振動挙動は,実際の観察によって支持され,古典的標準SIRモデルによって捕捉されない。Copyright 2022 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 時間 ,  計算機シミュレーション ,  感受性 ,  免疫 ,  多重化 ,  感染 ,  連続発振 ,  *モデル ,  コンパートメントモデル ,  *流行 ,  母集団 ,  継続時間 ,  コンピュータ ,  確率密度関数
準シソーラス用語： 感染性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  疫学  (GB03000E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 記憶効果 ,  流行 ,  モデル