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J-GLOBAL ID:202202277627721050   整理番号:22A1177664

溶菌性ビブリオファージOY1の分離と特性化とビブリオ属に対する生物防除効果【JST・京大機械翻訳】

Isolation and Characterization of a Lytic Vibriophage OY1 and Its Biocontrol Effects Against Vibrio spp.
著者 (12件):
資料名:
巻: 13  ページ: 830692  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Vibrio種は海洋動物と水産養殖個体群の重要な病原体であり,それらの幾つかは汚染水産食品と水産養殖製品の消費を通してヒトで重大な感染を引き起こす。Lyticバクテリオファージは水産養殖生物におけるVibrio汚染を潜在的に軽減し,水産物の加工において,近年大きな科学的注目を得ている。本研究では,バクテリオファージを局所水産物市場の下水から単離し,宿主細胞としてVibrio mimicus CICC 21613を用いて増殖させた。新たに提案されたファミリーAutographiviridaeとMaculvirus属に属する溶菌性ビブリオファージOY1を,電子顕微鏡と比較ゲノム分析の下で観察によって同定した。ファージOY1は,8つのVibrio種に属する32の試験菌株の中で24に対して溶解活性を示した。完全なファージOY1ゲノムは49.27%の全GC含量を有する43,479bpの単一環状二本鎖DNAからなり,40のオープンリーディングフレーム(ORF)をコードすると予測された。ビブリオ菌に対するその可能性を評価するために,Vibrio種に対するOY1ファージの1段階成長曲線,熱およびpH安定性,宿主範囲,および溶解活性を評価した。結果は,ファージOY1が熱およびpH耐性の範囲を持ち,試験したVibrio種の成長に有意な阻害効果を示した。Vibrio mimicus CICC 21613,Vibrio parahaemolyticus CICC 21617,Vibrio alginolyticus VJ14,および混合細菌培養を接種した魚筋肉抽出物ジュース(FMEJ)における細菌増殖は,25°Cで36hのファージOY1とのインキュベーションにより,それぞれ2.65logCFU/ml,2.42logCFU/ml,1.93logCFU/mlおよび2.01logCFU/ml減少した。ファージOY1はまた,生物膜形成を防ぎ,形成されたVibrio種生物膜を破壊する強い能力を示した。これらの結果は,ファージOY1が水産養殖産業及び食品安全制御におけるVibrio種に対する潜在的生物防除剤であることを示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
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水産増養殖一般  ,  細菌による動物の伝染病  ,  海洋汚濁  ,  食品の汚染  ,  増養殖の技術 
引用文献 (64件):
  • Abedon S. T. (2021). “Detection of bacteriophages: Phage plaques,” in Bacteriophages. Biology, Technology, Therapy, 507-538.
  • Abedon S. T., Culler R. R. (2007). Optimizing bacteriophage plaque fecundity. J. Theor. Biol. 249, 582-592. doi: , PMID: doi: 10.1016/j.jtbi.2007.08.006
  • Adriaenssens E. M., Ceyssens P. J., Dunon V. (2011). Bacteriophages LIMElight and LIMEzero of Pantoea agglomerans, belonging to the “phiKMV-Like Viruses”. Appl. Environ. Microbiol. 77, 3443-3450. doi: , PMID: doi: 10.1128/AEM.00128-11
  • Altschul S. F., Lipman D. J. (1990). Protein database searches for multiple alignments. Proc. Natl Acad. Sci. U. S. A. 87, 5509-5513. doi: , PMID: doi: 10.1073/pnas.87.14.5509
  • Anguiano-Beltrán C., Searcy-Bernal R., Lizárraga-Partida M. L. (1998). Pathogenic effects of Vibrio alginolyticus on larvae and postlarvae of the red abalone Haliotis rufescens. Dis. Aquat. Org. 33, 119-122. doi: doi: 10.3354/dao033119
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