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J-GLOBAL ID:202202277652757420   整理番号:22A0882791

種々のコメ生産システムにおける節水灌漑管理技術と連続湛水灌漑の経済評価

Economic assessment of water-saving irrigation management techniques and continuous flooded irrigation in different rice production systems
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 37-50  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1595A  ISSN: 1611-2490  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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世界的に,水不足の増加と生産コストの上昇は,従来の代かき移植イネ(TPR)の栽培の難題である。このような条件下で,交互の乾湿灌漑(AWD)または好気的イネ作付け体系(AR)のような節水技術による乾燥直播イネ(DDSR)は有望な解決策である。異なる香り米品種のための連続湛水技術(CF)と節水灌漑技術(AWD)が,金銭的関係において従来型TPR生産システムと保全型DDSR生産システムの下で比較されたことはまずない。本研究は,3つの灌漑技術(CF,AWD,AR)と2つの生産システム(TPR,DDSR)の下で,香り米2品種(Basmati 515,Chenab Basmati)の経済的利益と生産コストを比較するために行った。DDSRは,TPRと比較して水の総投入量と土地管理費の減少により生産コスト(16%)を低減し,正味圃場利益(36%)を増加させた。全体として,AWD灌漑は,CFと比較して,高い総収入(8%)と正味圃場利益(27%),最高の便益費用比率(36%),大きい限界利益率によってより経済的であった。Chenab Basmatiの栽培は,DDSR下でBasmati 515より有益である一方,Basmati 515は,TPR下では Chenab Basmatiと比較して生産性が良く,正味圃場利益(7%)と純利益(16%)が高かった。結論として,節水生産システム(DDSR)と節水灌漑管理(AWD)下での早生品種の栽培は,経済的利益と限界利益率を最大化する可能性がある一方で,生産コストを低減する持続可能なコメ生産のための実際的な解決策でもある。Copyright The International Society of Paddy and Water Environment Engineering 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  原価管理一般  ,  環境問題 

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