文献

J-GLOBAL ID：202202277819255512   整理番号：22A0797235

沿岸帯水層の石英細孔を通る海水輸送:分子動力学研究【JST・京大機械翻訳】

Seawater transport through quartz pores of coastal aquifers: A molecular dynamics study

著者 (4件)： Burgos Juan C. (Chemical Engineering Program, Computational Modeling Group, Universidad de Cartagena, Avenida el Consulado, calle 30 #48-152, Cartagena, Bolivar 130015, Colombia) ,  Quinones-Bolanos Edgar (Civil Engineering Program, Environmental Modelling Research Group, Universidad de Cartagena, Cartagena 130015, Colombia) ,  Saghir M. Ziad (Department of Mechanical and Industrial Engineering, Ryerson University, Toronto, ON M5B 2K3, Canada) ,  Mehrvar Mehrab (Department of Chemical Engineering, Ryerson University, Toronto, ON M5B 2K3, Canada)
資料名： Advances in Water Resources  (Advances in Water Resources)
巻： 161  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0816B  ISSN： 0309-1708  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 古典的な分子動力学(MD)シミュレーションを行い,3.5wt%の塩分と5~50°Cの間の温度で,帯水層中の塩水の拡散を分析した。多孔質系を石英安定アルファ相から構築し,帯水層表面に対して報告された典型的な組成と構造を表した。SPC/Eモデルを用いて,系の水分子間の相互作用を記述し,一方,石英分子内結合をBuckingham型ポテンシャルを通して特性化した。MD軌跡から,水分子とNaClイオンの小さな細孔の拡散性は石英/塩水界面に曝露した石英表面の結晶学的配向に強く依存することが分かった。3つの最も安定な石英表面は,主に表面終端で露出する部分正電荷を有する塩化物とシリコン原子の間の強い非結合相互作用に起因して,閉じ込めにおけるCl-上のNa+の拡散に有利であった。露出した石英表面も,閉じ込められた水の構造及び細孔表面の垂直方向に沿ったイオンの分布を決定した。本研究で報告した結果は,沿岸帯水層における海水侵入の潜在的シナリオを表す石英細孔を通る海水の拡散輸送の分子スケール記述を提供した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン ,  界面 ,  シミュレーション ,  相互作用 ,  *石英 ,  *帯水層 ,  結晶方位 ,  塩化ナトリウム ,  塩分 ,  α相 ,  水分子 ,  *分子動力学 ,  成端
準シソーラス用語： 非結合相互作用 ,  正電荷 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 海水侵入 ,  沿岸帯水層 ,  分子動力学 ,  塩水地下水

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 沿岸帯水層 ,  石英 ,  細孔 ,  海水輸送 ,  分子動力学 ,  研究