抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:心臓病の妊娠リスク分類と母子結末との関係を検討する。【方法】20年1月から2021年6月までに,母体心臓異常のため,妊娠出産期母児心臓病の多学科会診に参加し,合計77例の妊娠合併心臓病患者を研究対象に登録した。中華医学会婦産科学会分会産科学グループが発表した《妊娠合併心臓病の診療専門家コンセンサス(2016)》の等級分けにより、5級に分けた。この5級患者の心臓病類別、妊娠中止方式、分娩妊娠週、妊産婦の入院時間及び新生児結末を分析した。結果:本群77例の患者のうち、先天性心疾患31例(40.2%)、不整脈21例(27.3%)、弁膜性心臓病21例(27.3%)、肺動脈高圧3例(3.9%),肥厚性心筋症1例(1.3%)であった。心臓病の妊娠リスク等級I級は10例(13.0%),II級は22例(28.6%),III級は28例(36.4%),IV級は8例(10.4%),V級は9例(11.6%)であった。妊娠リスク等級がIII級患者の帝王切開率は62.5%(20/32)で、等級IIIV級患者の82.2%(37/45)より低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。III級患者の入院時間は(4.13±0.98)日で、IIIV級患者の(6.47±1.21)dより明らかに低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。本組の77例の患者の中に、合計66例の新生児を生きた。III級患者の出産妊娠期は(253.25±1.44)日で、IIIV級患者の(224.27±0.98)dより明らかに高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。低出生体重児(出身質量<2500g)の割合は心臓病の妊娠等級の増加に伴い増加し、V級患者はすべて低出生体重児であった。III級患者の生体質量は(2984.38±1.76)gで、IIIV級患者の(2296.22±1.01)gより明らかに高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。結論:患者の妊娠リスク等級は不良母子の結末の発生率と相関性がある。妊娠合併心臓病患者に対して、妊産婦の出産前評価、妊娠期間モニタリング及び周産期介入を強化することは特に重要で、心臓病の妊娠リスク分類が高い患者に対しては、分娩前に相応する治療措置を取るべきで、不良母子の結末の発生率を下げるのに役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】