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J-GLOBAL ID：202202277890304334   整理番号：22A1055781

dsRNAの細胞起源,それらの認識と結果【JST・京大機械翻訳】

Cellular origins of dsRNA, their recognition and consequences

著者 (2件)： Chen Y. Grace (Department of Immunobiology, Yale University School of Medicine, New Haven, CT, USA) ,  Hur Sun (Harvard Medical School & Boston Children’s Hospital, Boston, MA, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 23  号： 4  ページ： 286-301  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二本鎖RNA(dsRNA)は,ウイルスゲノム(dsRNAウイルスの場合)またはウイルス複製時に宿主細胞に発生するウイルスゲノムを構成する。したがって,ほぼすべての生物は,dsRNAを認識し,応答を取り付ける能力を持ち,その主要な目的は,潜在的感染を緩和することである。脊椎動物において,dsRNAに対する先天性免疫受容体のセットは,dsRNA認識時に多数の細胞内因性および細胞内因性免疫応答を誘導する。特に,最近の研究は,脊椎動物細胞がいくつかの細胞過程の調節不全で自己由来dsRNAまたはdsRNA様種を蓄積することができ,感染細胞と同様に非常に同じ免疫経路を活性化することを示した。一方,感染のないこのような異常な免疫活性化は,Aicardi-Goutieres症候群のような免疫障害の病因をもたらす。一方,同じ先天性免疫反応は,免疫療法で起きるように,治療上の利点のための制御された設定で誘導される。このレビューにおいて,免疫刺激dsRNAsが,ウイルスまたは宿主細胞のいずれかにより哺乳類細胞において発生する機構を記述し,また,細胞が免疫変調における細胞dsRNAの役割に関する最近の発展に焦点を当てて,どのように細胞に応答するかについて述べた。二本鎖RNA(dsRNAs)は,免疫応答をマウントするために細胞センサーを指定することによって認識される。dsRNAは一般的にウイルス起源であるが,いくつかの細胞過程の調節不全は内因性dsRNAの蓄積をもたらす。これらの自己由来dsRNAはしばしば免疫障害と関連するが,それらの免疫原性は免疫療法にも利用できる。Copyright Springer Nature Limited 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 受容体 ,  脊椎動物 ,  免疫 ,  ゲノム ,  免疫原性 ,  ウイルス複製 ,  免疫療法 ,  免疫病 ,  病因 ,  自然免疫 ,  *二本鎖RNA
準シソーラス用語： ウイルスゲノム ,  内因性 ,  宿主細胞 ,  哺乳類細胞 ,  免疫活性化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： dsRNA ,  細胞 ,  起源