抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,日常生活と職場で手書きスキルを使用する個人能力を評価する,妥当で信頼できるアンケートを開発することを目的とする。標本は,アンケートに回答した1,065人の事務労働者から成り,これは,手書きをどのように使用するか,手書きの効果をどのように理解するか,そして書くための文房具をどのように選択するかを理解するために設計された。因子分析により,以下の7つの因子,つまり(1)手書きメッセージによる伝達,(2)図とイラストの活用,(3)ペンと紙に対する愛着,(4)様々な筆記用具の利用,(5)手書き文字に対する愛着,(6)メモを取るスキル,および(7)手書きスキルの価値の理解することを明らかにした。分析に基づいて,7つのサブスケールからなる「手書き能力スケール」を開発した。また,手書き能力スコアが,性別,年齢,学術的資格,および職業によってどのように異なるかを分析した。手書きの使用を促進し,文房具製品を販売するためのマーケティングツールとしてこのスケールを使用できると信じている。(翻訳著者抄録)