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J-GLOBAL ID：202202278523845694   整理番号：22A0047489

温度条件が掘削ずりに含まれるヒ素溶出挙動に及ぼす影響の評価

Effect of ground warming on arsenic leaching from excavated rocks

著者 (5件)： 加藤智大 (京大 大学院地球環境学堂/学舎) ,  岩田侑祐 (京大 大学院地球環境学舎) ,  GATHUKA Lincoln W. (京大 大学院地球環境学堂/学舎) ,  高井敦史 (京大 大学院地球環境学堂/学舎) ,  勝見武 (京大 大学院地球環境学堂/学舎)
資料名： Kansai Geo-Symposium論文集(CD-ROM)  (地下水地盤環境・防災・計測技術に関するシンポジウム論文集(CD-ROM))
巻： 2021  ページ： ROMBUNNO.6-1  発行年： 2021年10月 
JST資料番号： F1397B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・固液接触時間もパラメータに加えて掘削ずりを用いたバッチ式の振とう試験を実施し,温度条件が自然由来重金属等(As)の溶出挙動におよぼす影響を評価したとの論述。
・使用材料(トンネル掘削工事で発生した頁岩と泥岩)とバッチ溶出試験(頁岩では20,30,40°,泥岩では20,40,60°,固液接触時間は6-360時間)の紹介。
・試験結果(頁岩では30,40°条件で20°条件の10倍のAs溶出濃度を検出,Na・Caの溶出挙動は溶出速度が固相濃度に比例するとしたモデルで説明可能)の紹介。

シソーラス用語： *掘削 ,  *ずり ,  *ヒ素 ,  溶出 ,  *温度 ,  地盤 ,  *重金属 ,  重金属汚染 ,  トンネル ,  頁岩 ,  泥岩 ,  実験 ,  固液撹拌 ,  接触時間
準シソーラス用語： バッチ実験 ,  *掘削ずり ,  *自然由来重金属 ,  地盤材料

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  ずり処理,支保工,覆工  (RC05040Y)

引用文献 (6件)：

• 伊藤浩子・勝見 武:土壌汚染対策法に基づく調査結果からみた西大阪地域における自然由来重金属等の土壌溶出量の特徴,地盤工学ジャーナル,Vol. 15,No. 1,pp. 119-130,2020.
• 土壌汚染対策法ガイドライン第3編,汚染土壌の処理業に関するガイドライン(改訂第4版),Appendix-11 自然由来等土壌構造物利用施設における留意点,2019.
• 龍原 毅・直原俊介・巽 隆有・五十嵐敏文:掘削ずりからのヒ素溶出対策のための吸着層設置位置の影響,地盤工学ジャーナル, Vol. 10,No. 4,pp. 635-640,2015.
• Li, J., Kosugi, T., Riya, S., Hashimoto, Y., Hou, H., Terada, A. and Hosomi, M.: Investigations of water-extractability of As in excavated urban soils using sequential leaching tests: Effect of testing parameters, Journal of Environmental Management, Vol. 217, pp. 297-304, 2018.
• 五十嵐敏文・井筒崇文・岡 泰道:2段階溶出モデルによる黄鉄鉱の酸化・溶解速度の評価,応用地質,Vol. 43,No. 4,pp. 208-215,2002.

タイトルに関連する用語 (6件)： 温度条件 ,  掘削ずり ,  ヒ素 ,  溶出 ,  挙動 ,  影響の評価