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J-GLOBAL ID:202202278589687652   整理番号:22A1022874

高血清AST/ALT比および低血清INS*PA産物は中年および高齢者におけるサルコペニアのリスク因子および診断可能である【JST・京大機械翻訳】

High Serum AST/ALT Ratio and Low Serum INS*PA Product Are Risk Factors and Can Diagnose Sarcopenia in Middle-Aged and Older Adults
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  ページ: 843610  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:サルコペニアは年齢関連臨床状態であり,有害転帰のリスク増加と関連する。しかし,現在まで,サルコペニアの診断のためのグローバル標準はなく,サルコペニアの診断のためにより少ない血清バイオマーカーが示唆されてきた。したがって,サルコペニア関連血清学的診断マーカーが探索されることが重要である。本研究は,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ/アラニンアミノトランスフェラーゼ(AST/ALT)比および空腹時インスリン×プレアルブミン(INS*PA)製品が,西部中国における様々な民族群におけるサルコペニアに関連する診断マーカーであるかどうかを評価するために,サルコペニア2019(AWGS 2019)基準に関するアジアワーキンググループに基づいた。【方法】この横断的研究は,西中国健康および加齢傾向(WCHAT)研究から,4,099人の成人(男性1,471人および女性2,628人)を含んだ。血清バイオマーカーの値は,実験室データに基づいた。付随する代謝障害と関連パラメータを評価した。ロジスティック回帰分析を用いて,マーカーとサルコペニアの間の関連を調査した。受信者動作特性曲線(ROC)分析を用いて,サルコペニアの鑑別における試験の診断有効性を評価した。【結果】バイナリ回帰分析は,高血清AST/ALT(OR=2.247)と副腎コルチゾール(PTC,OR=1.511),低血清INS*PA(OR=2.970),遊離トリヨードチロニン(FT3,OR=1.313),25-OH-VitD(VitD,男性参加者,OR=1.817),および拡張期血圧(DBP,女性被験者,OR=1.250)は,サルコペニアの独立危険因子であった(P<0.05)。AST/ALTおよびINS*PAは,代謝因子によって影響されず,サルコペニアに対するより良好な診断有効性を有した。INS*PAのAUCは,最高(それぞれ,0.705,0.706と0.701,P<0.05)であり,AST/ALT(それぞれ,0.680,0.675と0.695,P<0.05)であった。サルコペニアの診断に用いたAST/ALT/(INS*PA)×10,000のAUCは0.727であった。結論:西部中国の複数の民族の中年および高齢成人の間で,著者らは,より高いAST/ALTおよびより低いINS*PAレベルがサルコペニアの有病率の増加と関連することを見出した。これらの血清バイオマーカーは安価であり,生化学ルーチンから容易に得られるので,AST/ALTおよびINS*PAの定期的な追跡調査はサルコペニアスクリーニングおよび管理における有効な戦略である可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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運動器系の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (48件):
  • Evans WJ. What Is Sarcopenia? J Gerontol Ser A Biol Sci Med Sci (1995) 50:5-8. doi: doi: 10.1093/gerona/50a.special_issue.5
  • Fang EF, Xie C, Schenkel JA, Wu C, Long Q, Cui H, et al. A Research Agenda for Ageing in China in the 21st Century (2nd Edition): Focusing on Basic and Translational Research, Long-Term Care, Policy and Social Networks. Ageing Res Rev (2020) 64:101174. doi: doi: 10.1016/j.arr.2020.101174
  • Hai S, Cao L, Wang H, Zhou J, Liu P, Yang Y, et al. Association Between Sarcopenia and Nutritional Status and Physical Activity Among Community-Dwelling Chinese Adults Aged 60 Years and Older. Geriatr Gerontol Int (2017) 17(11):1959-66. doi: doi: 10.1111/ggi.13001
  • Pár A, Hegyi JP, Váncsa S, Pár G. Sarcopenia - 2021: Patofiziológia, Diagnózis, Terápia (Sarcopenia - 2021: Pathophysiology, Diagnosis, Therapy). Orv Hetil (2021) 162(1):3-12. doi: doi: 10.1556/650.2021.32015
  • Kelley GA, Kelley KS. Is Sarcopenia Associated With an Increased Risk of All-Cause Mortality and Functional Disability? Exp Gerontol (2017) 96:100-3. doi: doi: 10.1016/j.exger.2017.06.008
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