抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:血清ホモシステイン(Hcy)、血中脂質レベルと老年うつ病患者の認知機能との関係を検討する。【方法】2019年10月から20年5月までの高齢うつ病患者80例の臨床データを後ろ向きに分析し,認知機能障害群(n=36)とした。認知機能障害のない患者を認知機能正常群(n=44)とし、両群患者の血清Hcy、血中脂質レベル[総コレステロール(TC)、トリアシルグリセロール(TG)、高密度リポ蛋白コレステロール(HDL-C)を測定した。低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)レベル、両群の血清Hcy、血中脂質レベルを比較し、血清Hcy、血中脂質レベル(TG、TC、HDL-C、LDL-C)と老年うつ病患者の認知機能との関係を分析した。結果:認知機能障害群の血清Hcy、TG、TC、LDL-Cレベルは認知機能正常群より高く、HDL-Cレベル、MOCAスコアは認知機能正常群より低く、統計学的有意差があった(P<0.05);Pearson分析によると、血清Hcy、TG、TC、LDL-CレベルはMOCAスコアと負の相関(r<0,P<0.05);HDL-CレベルはMOCAスコアと正の相関を示した(r>0,P<0.05);二元ロジスティック回帰分析では,血清Hcy,TG,TC,HDL-C,LDL-Cの方程式はY=-0.201+0.690X,Y=-0.201+0.796X,Y=-0.201+1.086X,Y=-0であった。201+5.367X、Y=-0.21+0.583X、血清Hcy、TG、TC、HDL-C、LDL-Cは老年鬱病患者の認知機能障害の危険因子(OR>1、P<0.05)。結論:血清Hcy、TG、TC、LDL-Cレベルが高いほど、HDL-Cレベルが低い時、老年うつ病患者の認知機能障害の発生リスクが高まるため、臨床では、この患者に対して、管理力度を強化し、かつ有効な措置を取り入れて介入を行うべきである。老年うつ病患者の認知機能障害のリスクを下げる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】