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J-GLOBAL ID:202202278772059868   整理番号:22A1022946

加齢黄斑変性および網膜静脈閉塞におけるイリシンおよび炎症性サイトカインの変化【JST・京大機械翻訳】

The Changes of Irisin and Inflammatory Cytokines in the Age-Related Macular Degeneration and Retinal Vein Occlusion
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  ページ: 861757  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:年齢関連黄斑変性(AMD)と網膜静脈閉塞(RVO)は,不可逆的絨毛網膜疾患であり,視覚機能で重度の損傷を誘発する可能性がある。代謝因子と炎症因子はAMDとRVOの病因において重要な役割を果たす可能性がある。虹彩と14のサイトカインのレベルをAMDとRVO眼の眼房で分析し,虹彩と炎症因子の役割を評価した。方法:AMD(n=27),RVO(n=30)および白内障(対照,n=23)眼の患者の眼房サンプルを採取した。検体は,イリシンのためのELISAキットと14のサイトカインのためのマルチプレックスイムノアッセイキットを使用して分析した。黄斑厚(MT)は,すべての眼でOCTで測定した。【結果】RVO群におけるMTは,AMDまたは対照群におけるそれより有意に高かった。AMDとRVO眼の水性試料中のイリシン濃度は,対照より有意に低かった。さらに,RVOにおける虹彩とMTの間に正の相関が見られた。対照と比較して,AMD眼はBDNF,VEGF-A,VEGF-R1,VEGF-R2,IL-10,TNF-α,VCAM-1,IP-10,およびMCP-1の有意に高いレベルを有した。同様に,RVO眼は,BDNF,VEGF-A,VEGF-R1,VEGF-R2,IL-6,IL-8,IL-10,TNF-α,ICAM-1,VCAM-1,IP-10およびMCP-1の有意に高いレベルを有した。しかし,これらの3群におけるPDGF-BBまたはTNF-βのレベルの間には,有意差がなかった。AMDにおけるVEGF-AとMTの間に,また対照において負の相関が見られた。さらに,RVOと同様に,80の眼のIL-6とMTの間に正の相関が見られた。80の眼,ならびにRVOにおけるICAM-1とMTの間に正の相関が見られた。結論:代謝因子,眼房水におけるイリシンレベルはAMDとRVO眼で減少し,RVO眼で虹彩とMTの間に正の相関を示し,研究者はイリシンと黄斑浮腫の関係を調査する。また,AMDおよびRVO眼における血管成長因子(VEGF-A,VEGF-R1およびPDGF-BB),炎症性サイトカイン(IL-6,IL-8,IL-10およびTNF-α)およびケモカイン(ICAM-1,VCAM-1,IP-10およびMCP-1)のより高い発現を同定した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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眼の疾患 
引用文献 (59件):
  • Balasubramanian V, Sterling P. Receptive Fields and Functional Architecture in the Retina. J Physiol (2009) 587:2753-67. doi: doi: 10.1113/jphysiol.2009.170704
  • Ahmad A, Ahsan H. Biomarkers of Inflammation and Oxidative Stress in Ophthalmic Disorders. J Immunoassay Immunochem (2020) 41:257-71. doi: doi: 10.1080/15321819.2020.1726774
  • Wang W, Gawlik K, Lopez J, Wen C, Zhu J, Wu F, et al. Erratum: Genetic and Environmental Factors Strongly Influence Risk, Severity and Progression of Age-Related Macular Degeneration. Signal Transduct Target Ther (2016) 1:16023. doi: doi: 10.1038/sigtrans.2016.23
  • Wong WL, Su X, Li X, Cheung CM, Klein R, Cheng CY, et al. Global Prevalence of Age-Related Macular Degeneration and Disease Burden Projection for 2020 and 2040: A Systematic Review and Meta-Analysis. Lancet Global Health (2014) 2:e106-116. doi: doi: 10.1016/s2214-109x(13)70145-1
  • Di Carlo E, Augustin AJ. Prevention of the Onset of Age-Related Macular Degeneration. J Clin Med (2021) 10(15):3297. doi: doi: 10.3390/jcm10153297
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