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J-GLOBAL ID:202202278799407459   整理番号:22A1177620

Ostrinia nubilalis幼虫の腸Microbiotaはトウモロコシセルロースを分解する【JST・京大機械翻訳】

Gut Microbiota of Ostrinia nubilalis Larvae Degrade Maize Cellulose
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  ページ: 816954  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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大部分の節足動物の腸は共生消化のために多様な微生物叢を有する。ヨーロッパのコーンボーラー(ECB),Ostrinia nubilalis(Huebner)は,トウモロコシ植物のリグノセルロースに富む組織を食べる壊滅的な害虫である。しかし,トウモロコシセルロースの分解におけるECB腸内微生物の潜在的役割は,ほとんど未調査のままである。ここでは,異なる食餌を与えたECBの腸内微生物叢とトウモロコシリグノセルロース分解におけるそれらの潜在的機能を調べた。人工飼料(ECB-D)とトウモロコシ植物(ECB-M)を与えたECB幼虫の間で,腸内細菌群落の多様性と組成は劇的に変化した。ECB-DとECB-Mからの微生物コンソーシアムのドラフトゲノムは,セルロースの主要な分解菌が主にFirmicutesまたはProteobacteriaに属し,それらが中腸で主に見出されたことを示した。セルロース分解微生物コンソーシアムは種々の炭水化物活性酵素(CAZyme)をコードする遺伝子を含んでいた。さらに,走査電子顕微鏡は,in vitroで9日間,2つの微生物共同体によって処理されたトウモロコシにおけるリグノセルロースの顕著な破壊を明らかにした。メタボローム分析は,2つの微生物共同体によって処理されたトウモロコシ粒子が,異なる単糖類(すなわち,グルコース,Rhamnoフラノース,イソームトース,およびセロビオース)とアミノ酸(すなわち,Threin,Histidine,およびLysine)の濃縮によって,独特のメタボロームプロファイルを生成することを示した。”種々の単糖類(即ち,グルコース,Rhamnofuranose,Isomatose,およびCellobiose)とアミノ酸(すなわち,Threin,Histidine,およびLysine)の濃縮がある。結果は,宿主の食餌が,その腸微生物叢の構成と機能に影響し,ECBが,特定の腸微生物を,特徴的な製品でトウモロコシリグノセルロースを消化するのに,利用したことを示した。本研究は,リグノセルロース生物変換のための貴重な微生物叢資源を提供した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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トウモロコシ  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
物質索引 (1件):
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引用文献 (62件):
  • Ali S. S., Mustafa A. M., Kornaros M., Sun J. Z., Khalil M., El-Shetehy M. (2020). Biodegradation of creosote-treated wood by two novel constructed microbial consortia for the enhancement of methane production. Bioresour. Technol. 323:124544. doi: 10.1016/j.biortech.2020.124544
  • Alonso-Pernas P., Bartram S., Arias-Cordero E. M., Novoselov A. L., Halty-deLeon L., Shao Y., et al (2017). In vivo isotopic labeling of symbiotic bacteria involved in cellulose degradation and nitrogen recycling within the gut of the forest cockchafer (Melolontha hippocastani). Front. Microbiol. 8:1970. doi: 10.3389/fmicb.2017.01970
  • Belda E., Pedrola L., Peretó J., Martínez-Blanch J. F., Montagud A., Navarro E., et al (2011). Microbial diversity in the midguts of field and lab-reared populations of the European corn borer Ostrinia nubilalis. PLoS One 6:e21751. doi: 10.1371/journal.pone.0021751
  • Broderick N. A., Raffa K. F., Goodman R. M., Handelsman J. (2004). Census of the bacterial community of the gypsy moth larval midgut by using culturing and culture-independent methods. Appl. Environ. Microbiol. 70 293-300. doi: 10.1128/AEM.70.1.293-300.2004
  • Brune A., Dietrich C. (2015). The gut microbiota of termites: digesting the diversity in the light of ecology and evolution. Annu. Rev. Microbiol. 69 145-166. doi: 10.1146/annurev-micro-092412-155715
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