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J-GLOBAL ID：202202279016012542   整理番号：22A0885024

シンクロトロン赤外分光を用いた時間上の指紋残渣の化学的変化のモニタリング【JST・京大機械翻訳】

Monitoring the chemical changes in fingermark residue over time using synchrotron infrared spectroscopy

著者 (5件)： Boseley Rhiannon E. (School of Molecular and Life Sciences, Curtin University, GPO Box U1987, Perth, Western Australia 6845, Australia. [e-mail] [e-mail]) ,  Vongsvivut Jitraporn ,  Appadoo Dominique ,  Hackett Mark J. ,  Lewis Simon W.
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 147  号： 5  ページ： 799-810  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フィンガーマーク残基の分解は,潜在的フィンガープリントの成功した法医学的検出に主要な影響を与える。分解の経時変化は,バルク化学分析で以前に探索されてきたが,バルク測定で研究が困難な指紋の特定領域内の化学的変化についてはほとんど知られていない。ここでは,周囲温度条件下,堆積以来の時間の関数として,指紋液滴内の化学変化の時空間分解能を提供するために,シンクロトロン源減衰全反射Fourier変換赤外(ATR-FTIR)顕微分光法の使用を報告する。堆積後最初の7~13時間まで,堆積時間から1時間間隔のミクロンスケールで,天然指印液滴内のエクリンと脂溶性物質を画像化し,最初の8時間以内に実質的な脱水が起こることを明らかにした。脂質材料の変化は,この材料の分解と再分布により脂質濃度の増加または減少を示す試料により,より変化した。12のドナーを通して,液滴の初期化学組成とモルフォロジーは大きく変化し,それは,時間とともに液滴の変化の速度に影響を及ぼすように見えた。さらに,本研究では,フィンガープリント試料中の全含水量の定量化を試みた。THz/Far-IR気相分光法を用いて,水蒸気分子によるTerahertz/Far-赤外(THz/Far-IR)放射の吸収の広範な性質と強度を利用した。加熱すると,自然指紋に閉じ込められた水は蒸発し,マルチパス光学系を備えた真空容器に拡大した。次に,水蒸気量を高スペクトル分解能分析によって定量化し,指紋はおよそ14~20μgの水を失うことが観察された。ATR-FTIRとFar-IR気相技術の両方の組合せは,フィンガーマーク研究における実験計画と,法律締付機関によって使用された運用実践に重要な含意を浮き彫りにした。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Fourier変換 ,  液滴 ,  化学組成 ,  化学分析 ,  実験計画法 ,  *シンクロトロン ,  *赤外線 ,  ドナー ,  *化学反応 ,  光学系 ,  脂質 ,  気相 ,  *指紋 ,  モルフォロジー
準シソーラス用語： ATR-FTIR分光法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分光分析  (CC03012W)

タイトルに関連する用語 (6件)： シンクロトロン ,  赤外分光 ,  指紋 ,  残渣 ,  化学的変化 ,  モニタリング