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J-GLOBAL ID:202202279058900165   整理番号:22A0893283

高硫黄鋼における介在物に及ぼすマグネシウムの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Magnesium on Inclusions in a High Sulfur Steel
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 848-863  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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実験室実験と理論解析を行い,2.3,13,24,および42ppmのマグネシウムを含む高硫黄鋼中の非金属介在物に及ぼすマグネシウムの影響を研究した。溶鋼中のマグネシウム含有量の増加とともに,Al_2O_3-CaOの介在物をAl_2O_3-MgOおよびMgO-CaS(-MgS)-MnSに最初に改質し,次に,MgO-CaS-MgS-MnSおよびAl_2O_3-MgOに変態させ,最終的に水焼入れ試料中のMgS-MgO-CaS-MnSに変換した。熱力学的計算結果から,マグネシウムを含む溶鋼中の介在物の進展経路はAl_2O_3-CaO→Al_2O_3-MgO-CaS→CaS-MgO-MgS→MgS-CaS-MnS-MgOであり,これは実験結果と良く一致した。溶鋼中のマグネシウムの2.3から42ppmへの増加で,介在物の数密度と面積分率は,それぞれ,10.04#/mm2と31.96×10-6から50.82#/mm2と117.93×10-6に増加し,これは特にマグネシウム含有量が24ppmより高い時,マグネシウム含有介在物の生成によるものであった。溶鋼中のマグネシウム含有介在物の形成は,固体鋼中の凝集II型MnS介在物の析出を阻害し,硫化物介在物は分散分布を有する球状または球形であった。SEM-EDS分析および非水溶液電解法に基づいた介在物の二次元および三次元分布の定量的結果は,固体鋼中の介在物の真円度およびサイズが13ppmマグネシウムで最初に減少し,マグネシウムのより高い含有量が,より高い真円度およびサイズを有する複雑なMnS-MgO-CaS介在物の形成を促進することを示した。熱力学的計算結果は,4.0~16.0ppmマグネシウムの適切な量が,高硫黄鋼中の硫化物の分布を改善するのに有益であることを示した。Copyright The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の金属組織学  ,  製鋼 
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