文献

J-GLOBAL ID：202202279223266234   整理番号：22A0183596

ジルコニウムにおける螺旋転位の二次滑り【JST・京大機械翻訳】

Secondary slip of screw dislocations in zirconium

著者 (2件)： Maras Emile (Universite Paris-Saclay, CEA, Service de Recherches de Metallurgie Physique, 91191, Gif-sur-Yvette, France) ,  Clouet Emmanuel (Universite Paris-Saclay, CEA, Service de Recherches de Metallurgie Physique, 91191, Gif-sur-Yvette, France)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 223  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 六方最密充填ジルコニウムの塑性は,それらが解離するプリズム面に容易に滑るらせん転位によって制御される。十分に高い温度では,これらの転位はプリズム面からずれることができ,一次ピラミッドと基底面においてもすべりする。これらの二次滑り系のより良い理解を得るために,基底面における螺旋転位滑りの分子動力学(MD)シミュレーションを行った。滑り転位はプリズム面において解離し,ランダム運動を実行し,時にはキンク対の核形成と伝搬によりその晶癖面から交差滑りする。偏差面は常にピラミッド状であり,基底面の両側の2つのピラミッド面における交差すべりと等しい確率を有し,その結果,基底滑りが平均でもたらされた。したがって,基底滑りは,MDシミュレーションで探索された高応力領域における角柱とピラミッド滑りの組み合わせとして現れる。これは,nuded弾性バンド(NEB)計算により確認された。しかし,NEB計算は適用応力の減少に対する滑り機構の変化を明らかにした。低応力では,キンクはピラミッド面ではもはや存在しなかった。それらは,現在,基底面に広がり,従って,実験で見られるように,基底面に拘束された螺旋転位の運動と完全に互換性がある。ピラミッド滑りと競合する基底滑りは,したがって,純ジルコニウムにおける低応力で有利であった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 核形成 ,  塑性 ,  シミュレーション ,  互換性 ,  *ジルコニウム ,  弾性 ,  プリズム ,  キンク ,  角柱 ,  *螺旋転位 ,  分子動力学 ,  交差滑り
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  最密充填 ,  すべり系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 転位 ,  塑性 ,  ジルコニウム ,  基礎スリップ ,  ピラミッドスリップ

分類 (2件)： 金属の格子欠陥  (BK12030F) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： ジルコニウム ,  螺旋転位 ,  滑り