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J-GLOBAL ID：202202279260517018   整理番号：22A0822153

村山上貯水池堤体強化の耐震性能評価と強化方法

著者 (4件)： 塩野谷遼 (東京都 水道局) ,  成田岳人 (東京都 水道局) ,  関田匡延 (東京都 水道局) ,  久保昌利 (東京都 水道局)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 91  号： 3  ページ： 13-21  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京都水道局では,水道施設の耐震化を進めており,現在,アースダムである村山上貯水池の堤体強化工事を実施している。堤体強化の設計にあたっては,目標耐震性能を設定し,レベル1地震動に対して震度法によりすべり破壊を生じない断面形状を設定した。レベル2地震動に対しては,動的解析により,すべり変形量検討と塑性変形解析の評価を行い,目標耐震性能を確保することを確認した。強化方法は抑え盛土工法を採用し,盛立材料には村山上貯水池堤体近傍から採取した土や既設抑え盛土を使用する。所定の強度を確保できる砕石等の混合比を決定し,工事中の試験盛土により品質管理基準を確保する敷き均し厚や仕上げ厚及び転圧回数を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 上水道 ,  水道水 ,  水源 ,  *アースダム ,  *貯水池 ,  強化 ,  *耐震補強 ,  東京都 ,  耐震性 ,  動的解析 ,  塑性変形 ,  *押え盛土工法 ,  盛土
準シソーラス用語： 堤体 ,  多摩川 ,  水道施設 ,  耐震化 ,  耐震性能 ,  レベル1地震動 ,  レベル2地震動 ,  滑り変形 ,  試験盛土

分類 (6件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  水源,取水,送水,配水,給水  (SC02020I) ,  貯水池,調整池  (RC16030Z) ,  ダム一般  (RC16010D) ,  構造動力学  (HD02000E) ,  土工計画,土工事  (RA07050R)

引用文献 (8件)：

• 1) 国土交通省河川局:大規模地震に対するダムの耐震性能照査指針(案)・同解説(平成17年3月)
• 2) 河川管理施設等構造令施行規則(昭和51年10月)
• 3) 東京都防災会議:東京都地域防災計画 震災編(平成26年修正)
• 4) 中央防災会議 首都直下地震モデル検討会:首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の震源断層モデルと震度分布・津波高等に関する報告書及び図表集(平成25年12月)
• 5) ロックフィルダムの地震時すべり変形量に関する検討、山口嘉一、冨田尚樹、水原、道法、ダム工学15 (2) 120-136、2005.

タイトルに関連する用語 (4件)： 貯水池 ,  堤体 ,  強化 ,  耐震性能評価