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J-GLOBAL ID：202202279558128803   整理番号：22A1210777

テラヘルツ波を用いた樹脂内部残留応力評価システム開発に向けた研究

著者 (4件)： 田中惇士 (東大) ,  木村文信 (東大) ,  吉田一朗 (法政大) ,  梶原優介 (東大)
資料名： 精密工学会大会学術講演会講演論文集  (精密工学会大会シンポジウム資料集)
巻： 2022  号： 春季(CD-ROM)  ページ： ROMBUNNO.D02  発行年： 2022年03月02日 
JST資料番号： Y0914A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 先行研究では樹脂内部残留応力計測を目的としてテラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)を用い,THz波の吸収係数の偏光度が他の既存手法で測定した残留応力と相関があると示した.本研究の目的は,連続な差周波光源を用いて発生させたテラヘルツ波の吸収係数の偏光度から残留応力を計測するシステムの開発である.本稿では,上記システム開発のための基礎実験として実施したTHz-TDSとX線回折による配向計測について報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： *残留応力 ,  *分光分析 ,  吸収係数 ,  度 ,  X線回折 ,  *タイムドメイン分光法 ,  *射出成形 ,  プラスチック成形
準シソーラス用語： *テラヘルツ波分光法 ,  時間領域分光法 ,  偏光度

分類 (2件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC02030I)

引用文献 (7件)：

• Chen, X., Y. C. Lam, and D. Q. Li. ′′Analysis of thermal residual stress in plastic injection molding.′′ Journal of Materials Processing Technology 101.1-3 (2000): 275-280.
• 三上隆男. ′′穿孔法による残留応力測定について (その1).′′ IIC REVIEW 48 (2012): 10.
• Shi, Ying, et al. ′′Evaluation of principal residual stress and its relationship with crystal orientation and mechanical properties of polypropylene films.′′ Polymer 123 (2017): 137-143.
• Kajihara, Yusuke, et al. ′′Measurement Method of Internal Residual Stress in Plastic Parts Using Terahertz Spectroscopy.′′ Nanomanufacturing and Metrology 4.1 (2021): 46-52.
• Neu, Jens, and Charles A. Schmuttenmaer. ′′Tutorial: An introduction to terahertz time domain spectroscopy (THz-TDS).′′ Journal of Applied Physics 124.23 (2018): 231101.

タイトルに関連する用語 (5件)： テラヘルツ波 ,  残留応力 ,  評価システム ,  開発 ,  研究