抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:原発性高血圧合併心不全(以下心不全)患者の血清神経調節蛋白-1(NRG-1)レベルと心室リモデリングとの相関性を検討する。方法:2019年1月ー20年12月東部戦区総合病院で治療した原発性高血圧合併心不全患者216例を観察群とし、同時に同院131例の原発性高血圧合併心不全患者を対照群とした。両群の一般状況、実験室指標、心機能指標及び左室リモデリング指数を比較した。多変量ロジスティック回帰モデルを採用して,本態性高血圧患者における心不全の危険因子を分析した。216例の原発性高血圧合併心不全患者に対し、米国ニューヨーク心臓病協会の心機能分類によって、II級81例、III級106例、IV級29例に分け、異なる心機能分類患者の血清NRG-1レベル及び左室リモデリング指数を比較した。血清NRG-1レベルと心機能指標,左室リモデリング指数および心不全程度との相関をPearson法で分析した。【結果】高血圧の経過,空腹時血糖,総コレステロール,トリグリセリド,血清N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド,クレアチンキナーゼMBアイソザイム,C反応性蛋白質,NRG-1,左室拡張終期径(LVEDD),左室収縮末期径(LVESD),および左室収縮末期径(LVESD)を測定した。左室駆出率(LVEF),左室リモデリング指数(P<)は,有意差があった。0.05)。多変量ロジスティック回帰分析結果は以下のことを示した。高血圧の経過長[(OR)=3.037(95%CI);1.874,6.593,空腹時血糖値(OR)=2.316(95%CI;1.405,4.226,総コレステロール(OR)=2.142(95%CI);1.310,3.475,およびトリグリセリド(OR)=3.593(95%CI;2.017,8.450,およびNRG-1の水準は,2.244(95%CI)であった。1.113,3.792),左室リモデリング指数(OR)=3.593(95%CI);1.859,8.905)は原発性高血圧患者の心不全発生の危険因子である(P<0.05)。II級、IV級心機能患者の血清NRG-1レベルは次第に上昇し(P<0.05)、左室リモデリング指数は次第に低下した(P<0.05)。原発性高血圧合併心不全患者の血清NRG-1レベルはLVEDD、LVESD、心不全程度と正の相関があり(r=0.605、0.738と0.634、すべてP<0.05),LVEF,左室リモデリング指数と負の相関(r=-0.667と-0.527,P<0.05)。【結語】NRG-1レベルと左室リモデリング指数は,原発性高血圧患者における心不全の危険因子であり,血清NRG-1レベルは,左室リモデリング指数と負の相関があった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】