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J-GLOBAL ID：202202279825834105   整理番号：22A0822662

拡張ヒッグスセクターを伴う新物理学模型とその現象論的性質の探求

Phenomenological study of new physics models with extended Higgs sector

著者 (5件)： 進藤哲央 (工学院大 教育推進機構) ,  加藤潔 (工学院大 教育推進機構) ,  渡部隆史 (工学院大 教育推進機構) ,  CHIANG Cheng-Wei (National Taiwan Univ.) ,  MORETTI Stefano (Univ. Southampton)
資料名： 工学院大学総合研究所年報  (Annual Report. Research Institute of Science and Technology, Kogakuin University)
号： 28  ページ： 39-44  発行年： 2022年02月 
JST資料番号： L2538A  ISSN： 1341-5786  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Higgsセクターは,基本粒子の標準模型を超える新しい物理学のプローブである。拡張Higgsセクタを有するいくつかの新しい物理モデルを検討し,それは,ニュートリノ質量の発生メカニズム,暗黒物質の候補,宇宙のバリオン非対称性の機構など,標準模型における未解決問題によって十分に動機づけられている。理論的および実験的にそのようなモデルの詳細を検討した。理論的研究のために,著者らは以下の話題を主に研究した。(1)極小超対称性標準模型(MSSM)における暗黒物質によるシナリオと,それらの現象論的結果,(2)ニュートリノ質量の放射生成による模型の現象論的研究,(3)Z3対称性を有する3つのHiggs二重項模型における暗黒物質候補,および(4)拡張スカラーセクターを有する模型におけるフレーバー現象論。また,国際リニアコリダー(ILC)のための検出器の開発にも貢献した。ILCは,標準模型と新しい物理モデルの両方のHiggsセクターを探索する有力なツールとして期待されている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *極小超対称標準模型 ,  *素粒子模型 ,  暗黒物質 ,  質量 ,  ゲージ理論 ,  リニアコライダ ,  非対称性 ,  *Higgs粒子
準シソーラス用語： 素粒子標準模型 ,  ニュートリノ質量 ,  2Higgs二重項模型 ,  ILC【加速器】 ,  バリオン非対称性

分類 (2件)： 電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A) ,  仮説粒子とその他の素粒子  (BF04050V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 拡張 ,  物理学 ,  模型 ,  現象論 ,  性質