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J-GLOBAL ID：202202279841554995   整理番号：22A0565121

新皮質は,食品不足時のコーディング精度の低減によりエネルギーを節約する【JST・京大機械翻訳】

Neocortex saves energy by reducing coding precision during food scarcity

著者 (5件)： Padamsey Zahid (Centre for Discovery Brain Sciences, School of Biomedical Sciences, University of Edinburgh, Edinburgh EH8 9XD, UK) ,  Katsanevaki Danai (Centre for Discovery Brain Sciences, School of Biomedical Sciences, University of Edinburgh, Edinburgh EH8 9XD, UK) ,  Dupuy Nathalie (Centre for Discovery Brain Sciences, School of Biomedical Sciences, University of Edinburgh, Edinburgh EH8 9XD, UK) ,  Rochefort Nathalie L. (Centre for Discovery Brain Sciences, School of Biomedical Sciences, University of Edinburgh, Edinburgh EH8 9XD, UK) ,  Rochefort Nathalie L. (Simons Initiative for the Developing Brain, University of Edinburgh, Edinburgh EH8 9XD, UK)
資料名： Neuron  (Neuron)
巻： 110  号： 2  ページ： 280-296.e10  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0649A  ISSN： 0896-6273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 情報処理はエネルギー的に高価である。哺乳類の脳において,情報コード化とエネルギー使用が食品不足の間にどのように調節されるかは不明である。層2/3マウス視覚皮質における全細胞記録および二光子イメージングを用いて,食物制限がAMPA受容体コンダクタンスを低下させ,シナプスATP使用を29%減少させることを見出した。神経興奮性は,入力抵抗の代償性増加と脱分極休止電位により保存されなかった。その結果,ニューロンは対照と同じ速度でスパイクしたが,根底にある興奮性電流ではATPを少なくした。この省エネルギー戦略は,視覚的に誘発されたサブ閾値応答の変動性を増幅し,配向調整の32%広がりと微細な視覚識別の障害をもたらすので,コストを有した。コード精度の低下は脂肪量調節ホルモンレプチンのレベル低下と関連し,外因性レプチン補充により回復した。本知見は,代謝状態が新皮質におけるコード精度に費やされたエネルギーを調節することを明らかにした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 応答 ,  *視覚 ,  電位 ,  電流 ,  ニューロン ,  興奮 ,  シナプス ,  *大脳皮質 ,  脱分極 ,  マウス ,  画像処理 ,  視覚皮質 ,  コンダクタンス ,  レプチン
準シソーラス用語： *新皮質 ,  ホールセルパッチクランプ法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： マウス一次視覚野 ,  in vivo電気生理学 ,  in vivoカルシウムイメージング ,  in vivo ATPイメージング ,  カロリー制限 ,  レプチン ,  スパイク速度恒常性 ,  試行から試行への変動性 ,  狩猟と満腹 ,  配向調整

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 新皮質 ,  食品不足 ,  コーディング ,  エネルギー ,  節約