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J-GLOBAL ID:202202279934942836   整理番号:22A0971713

水素結合相間移動触媒下での不斉アジド化:実験と計算の組合せ研究【JST・京大機械翻訳】

Asymmetric Azidation under Hydrogen Bonding Phase-Transfer Catalysis: A Combined Experimental and Computational Study
著者 (13件):
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巻: 144  号: 10  ページ: 4572-4584  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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不斉触媒アジド化は,エナンチオ富化窒素含有分子にアクセスするために重要性を増してきたが,安価なアジ化ナトリウムを用いる方法は不足している。これは,アジ化ナトリウムとのエナンチオ選択的アジド化への水素結合相間移動触媒(HB-PTC)の適用に関する詳細な研究を行う。これまで,この相間移動マニホールドは,炭素-フッ素結合形成のための不溶性金属アルカリフッ化物に排他的に適用された。ここでは,キラルビス尿素触媒の存在下,アジ化ナトリウムとβ-クロロアミンから誘導したmesoアジリジニウム求電子試薬の不斉開環を明らかにした。新規水素結合アジド錯体の構造を,X線回折による固体状態で,および1Hおよび14N/15N NMR分光法による溶液相において,計算的に解析した。N-イソプロピル化BINAM由来ビス尿素により,三脚様式でのアジドの末端結合が3つのNH結合全てにエネルギー的に有利であり,対応する動的に剛直な三分岐水素結合フッ化物錯体が配列する。コンピュータ解析は,主要なエナンチオマをもたらす最も安定な遷移状態が,アジドアニオンの水素結合末端からの攻撃を示した。3つのH結合はすべて遷移状態に保持された。しかし,非対称HB-PTCフッ素化で見られるように,求核試薬と単座配位尿素間の水素結合は反応座標に沿って最も顕著な。速度論的研究は,NaClの蓄積による触媒阻害とともに,アジリジニウムカチオンと触媒結合アジドアニオンを含むキラルイオン対をもたらすターンオーバー速度制限事象で裏付けられた。本研究は,HB-PTCが,不斉合成における応用のための金属アルカリフッ化物以外の無機塩に対する活性化モードとして役立つことを実証した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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トリアゾール  ,  置換反応 

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