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J-GLOBAL ID:202202279998545262   整理番号:22A0944656

頸動脈ステント留置におけるチカグレロール対クロピドグレルによる周術期二重抗血小板療法の有効性と安全性【JST・京大機械翻訳】

Efficacy and safety of perioperative dual antiplatelet therapy with ticagrelor versus clopidogrel in carotid artery stenting
著者 (9件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 1293-1303.e8  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3194A  ISSN: 0741-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロピドグレル耐性は,頸動脈ステント留置(CAS)後の周術期神経学的イベントの増加と関連している。チカグレロールは,改善された耐性プロファイルを提供する。しかし,その出血リスクはCASで評価されていない。したがって,経大腿動脈ステント留置術(tfCAS)または経頸動脈血行再建術(TCAR)を受けている患者におけるアスピリン/チカグレロール対アスピリン/クロピドグレルによる周術期二重抗血小板療法の有効性と安全性を検討した。著者らは,2016年1月から2021年3月までの血管品質イニシアティブ登録においてtfCASまたはTCARを受けたすべての患者を同定した。方法:手術により患者を層別化し,周術期アスピリン/チカグレロール対アスピリン/クロピドグレルを投与された患者の1:3傾向スコア一致コホートを用いて転帰を評価した。主要有効性転帰は院内脳卒中/死亡の複合エンドポイントであり,一次安全転帰はアクセス関連出血であった。二次分析として,術中プロタミン使用により各コホートを層別化した後のこれらの結果を評価した。17731tfCAS患者の間で,593(3.3%)はアスピリン/チカグレロールを受け,11,404(64%)はアスピリン/クロピドグレルを受けた。2065人のマッチした患者に対して,脳卒中/死亡のコンポジットエンドポイント(アスピリン/タクロリムス,4.1%;対アスピリン/クロピドグレル,2.6%;相対リスク[RR],1.5;95%信頼区間[CI],0.88~2.7)または脳卒中の個々のエンドポイント(2.9%対1.8%,RR,1.6;95%CI,0.87~3.0)または死亡(1.7%対1.1%,RR,1.6;95%CI,0.71~3.5)で有意差は見られなかった。しかし,アスピリン/チカグレロールは出血のより高いリスクと関連していた(5.8%対2.8%;RR,2.0;95%CI,1.2~3.2)。術中プロタミンを投与された297tfCAS患者(14%)のサブグループ解析では,脳卒中/死亡(1.5%対3.9%;RR,0.38;95%CI,0.05~3.0)に差はなく,出血の差はなかった(3.0%対2.6%;RR,1.1;95%CI,0.24~5.5)。17946人のTCAR患者のうち,453人(2.5%)はアスピリン/チカグレロールを受け,13,696人(76%)はアスピリン/クロピドグレルを受けた。1618人のマッチした患者に対して,脳卒中/死亡(0.7%対1.4%;RR,0.53;95%CI,0.16~1.8),脳卒中(0.2%対1.2%;RR,0.20;95%CI,0.03~1.5),死亡(0.5%対0.2%;RR,3.0;95%CI,0.42~21),または出血(1.2%対1.6%,RR,0.75;95%CI,0.28~2.0)で差は見られなかった。プロタミンを投与された1429人のTCAR患者(88%)では,脳卒中/死亡(0.8%対1.2%;RR,0.68;95%CI,0.20~2.4)または出血(0.6%対1.4%;RR,0.39;95%CI,0.09~1.7)で差は見られなかった。アスピリン/クロピドグレルと比較して,アスピリン/チカグレロールは,プロタミンが使用された場合,CAS後の脳卒中/死亡および出血合併症の潜在的に低いリスクと関連していたが,プロタミンの非存在下では,これらの結果のリスクが高かった。限られたサンプルサイズを考えると,より多くの患者が研究に利用できる場合,著者らの分析は反復されるべきである。しかし,著者らの知見は,アスピリン/チカグレロールがプロタミンを用いるとき,tfCASとTCARの両方に対するアスピリン/クロピドグレルに対する合理的な代替となり得ることを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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血液・体液作用薬の臨床への応用  ,  循環系疾患の治療一般 

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