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J-GLOBAL ID:202202280005479405   整理番号:22A1119240

肺移植後の早期のカルシニューリン阻害薬の用量減少または中断を必要とするレシピエントにおけるバシリキシマブの使用【JST・京大機械翻訳】

Use of Basiliximab in Recipients Who Required Dose Reduction or Discontinuation of Calcineurin Inhibitors Early After Lung Transplantation
著者 (9件):
資料名:
巻: 41  号: 4 S  ページ: S528  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肺移植後の標準的な免疫抑制療法は,カルシニューリン阻害剤(CNIs),抗代謝物質およびコルチコステロイドの組み合わせである。CNIsが腎機能障害または他の副作用による移植後早期に減少または中止する必要がある症例では,バシリキシマブは著者らの病院で代替として使用される。本研究では,CNIsの代替法として移植後早期に投与したバシリキシマブの有効性と安全性を検討した。2002年4月~2021年4月2021日の肺移植レシピエントを後方視的に検討した。272人の肺移植レシピエント(108人の生体ドナー,163人の死亡者,および1つのハイブリッド)の中で,18人のレシピエントを,CNI減少または中止の必要性のためにバシリキシマブで治療した。バシリキシマブの適応と転帰をレビューした。急性拒絶は経気管支生検なしで放射線学的および臨床的パラメータに基づいて診断された。臨床的に診断された急性拒絶および慢性肺同種移植片機能不全(CLAD)の発生率を,バシリキシマブ群(n=18)と非basiliximab群(n=254)の間で比較した。バシリキシマブの適応は,CNIによる術前に乏しい腎機能(n=11)術後急性腎臓病(eGFR<50,n=4)および後部可逆性脳症症候群(PRES,n=3)であった。バシリキシマブ(成人10mg,子供10mg)の最初の用量を,術後(中央値0,0~7日)に投与し,2回目の用量を4日後に投与した。明らかな副作用はなかった。腎機能不良のレシピエントのいずれも周術期期間に透析を必要としなくて,PRESを有するすべてのレシピエントは完全な回復を示した。退院前の臨床的に診断された急性拒絶の発生率は,basiliximab群で44.4%,非basiliximab群で41.3%であった(p=0.81)。5年間のCLADフリー生存は,バシリキシマブ群で50%,非basiliximab群で60.6%であった(p=0.41)。肺移植後のCNIの代替法としてのバシリキシマブの使用は安全で,急性拒絶もCLADのリスクも増加しなかった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用  ,  泌尿生殖器疾患の外科療法 

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