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J-GLOBAL ID:202202280099995458   整理番号:22A0105632

L.monocytogenesに対するリナロールの抗菌機構,メタボロミクス研究【JST・京大機械翻訳】

Antibacterial mechanism of linalool against L. monocytogenes, a metabolomic study
著者 (9件):
資料名:
巻: 132  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リステリア菌(L.monocytogenes)は,食品汚染および一連の食品媒介疾患を引き起こす高病原性微生物である。リナロールは,その優れた抗菌特性のため,食品加工産業で広く使用されている。しかし,リステリア菌に対する抗菌機構はメタボロミクス技術に基づいてほとんど報告されていない。本研究では,L.monocytogenesに対するリナロールの活性とその細胞膜損傷に対する効果を調べた。一方,呼吸代謝における鍵酵素の活性を測定した。さらに,非標的メタボロミクスを適用してリステリア菌に対する阻害機構を評価した。その結果,リナロールは1.5mL/Lの最小発育阻止濃度(MIC)で細胞損傷によりリステリア菌に対して強い阻害活性を示した。さらに,ピルビン酸キナーゼ(PK),コハク酸デヒドロゲナーゼ(SDH),リンゴ酸デヒドロゲナーゼ(MDH)および呼吸鎖デヒドロゲナーゼを含む酵素活性は有意に減少し,リナロールがL.monocytogenesの呼吸代謝を阻害することを明らかにした。リナロールで処理した後,代謝産物の有意な変化が,アミノ酸代謝,中心炭素代謝,脂質代謝,核酸代謝に関与する多変量統計解析に基づいて見出された。さらに,中心炭素代謝の障害は呼吸代謝における主要酵素の活性の減少に対応した。これらの結果は,L.monocytogenesを阻害するリナロオールのメカニズムへの新たな洞察を提供し,リナロールが食品工業におけるリステリア菌による細菌汚染を防ぐ可能性を有することを意味した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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食品の汚染  ,  微生物検査法  ,  食品衛生一般 
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