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J-GLOBAL ID:202202280268622762   整理番号:22A0887918

ハッチ距離の調整によるニチノール形状記憶合金の付加製造における微細構造進展と相変態挙動の制御【JST・京大機械翻訳】

Controlling microstructure evolution and phase transformation behavior in additive manufacturing of nitinol shape memory alloys by tuning hatch distance
著者 (11件):
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巻: 57  号: 10  ページ: 6066-6084  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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添加製造技術として分類されたレーザ粉末床溶融(L-PBF)は,調整可能な機能特性と複雑な形状を有するNiTi(Nitinol)形状記憶合金を作製する能力を持っている。重要な処理パラメータ,孵化距離(h)は,しばしばマクロスケール構造欠陥に関係する。しかし,微細構造と機能特性を制御する役割は,通常NiTiのL-PBFで過小評価されている。本研究では,等原子NiTi(50.0%Ni)部品を種々のふ化距離で作製し,微細構造とその形状記憶特性を調整した。NiリッチNiTi合金で観察されたものとは対照的に,本研究では,L-PBF等原子NiTiの相変態温度は,孵化距離に比例して減少しないが,むしろ臨界孵化距離値に関連することを示した。この臨界値(120μm)は,熱応力とその場再加熱の相乗効果に由来する。この値以下では,エピタキシャル粒成長とその場再結晶が強化され,一方,不規則結晶粒が形成され,熱応力によって誘起された転位が低減した。しかしながら,ここで見出された臨界値は,高い転位密度と微細な粒径によって特徴付けられ,優れた熱サイクル安定性をもたらす。提案した有限要素モデルは,L-PBF NiTi SMAにおける結晶粒形態および転位密度進展に及ぼすふ化距離の影響を理解し,予測するための有効なツールであることが証明された。本研究では,4次元形状記憶合金の設計に寄与するL-PBF NiTi微細構造と機能特性のその場制御のための包括的な理解を提供した。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織 

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