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J-GLOBAL ID：202202280460464533   整理番号：22A1065343

架橋エポキシ樹脂特性に及ぼす化学量論の影響:構造不均一性,トポロジー欠陥,性質,自由体積及びセグメント移動度【JST・京大機械翻訳】

Effect of stoichiometry on crosslinked epoxy resin characteristics: structural heterogeneities, topological defects, properties, free volume and segmental mobility

著者 (1件)： Sridhar Arun Srikanth (Department of Fiber and Polymer Technology, The Royal Institute of Technology (KTH), 10044 Stockholm, Sweden. [e-mail])
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 18  号： 12  ページ： 2354-2372  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験的研究は,化学量論(R,エポキシ基に対するアミン基の比)の変化が,エポキシ-アミン系の特性にかなりの変動を引き起こすことを示した。自由体積概念に基づくRationalesは,これらの特性における変化に対処するために日常的に使用されてきたが,十分には実証されていない。これらの理論的根拠の多くはこれまで未検証の予想として残っている。これらの理論的根拠は,構造-化学量論-特性関係の理解を確かに行うが,化学量論の変化(構造不均一性,弾性鎖の非均一分散およびトポロジー欠陥を含む)によって誘起される構造的不均一性を明白に特性化することに関与する固有の挑戦のために困難である。本研究の目的は,この関係への分子レベルの洞察を得ることであり,全原子分子動力学(MD)シミュレーションの助けを借りて,化学量論による特性の変化に対処するのに使用される自由体積概念に依存する理論的根拠を検証することである。化学量論系(R=1)を含む0.4から3の範囲のR範囲を有する5つのエポキシ-アミンシステムを,これらの目的のために考察した。これらの系のゴム状状態(α_rl)における密度,ガラス転移温度(T_g),熱膨張係数などの特性を予測した。次に,これらの系の局所構造,分数自由体積およびセグメント移動度を化学量論の関数として特性化し,その結果を詳細に解析した。次に,特性と分数自由体積の欠陥が果たす役割を調べた。結果は,異なる機能性を有する単量体の組成分布への重要な洞察と,系の中のダングリング鎖,ゾルおよび弾性鎖の分散状態および移動度への洞察を与えた。さらに,欠陥組成,高温(600K)での分数自由体積と熱機械的特性(T_gとα_rl)の間に強い相関が認められ,これらの相関の根底にある重要な機構が欠陥に起因する可塑化であることを立証した。混合物モデルの規則に基づく解析は,これらの相関が自由体積概念に基づく解釈と良く一致することを示した。結果はまた,室温と欠陥組成における分数自由体積間の強い負の相関を明らかにし,典型的には反可塑化効果と関連する現象であった。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *移動度 ,  高温 ,  シミュレーション ,  *エポキシ樹脂 ,  弾性 ,  ガラス転移点 ,  アミン ,  可塑化 ,  単量体 ,  *化学量論 ,  熱膨張係数 ,  *自由体積 ,  分子動力学
準シソーラス用語： エポキシ基 ,  熱機械的性質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  ネマチック相  (BK03020W)

タイトルに関連する用語 (9件)： 架橋 ,  エポキシ樹脂 ,  化学量論 ,  不均一性 ,  トポロジー欠陥 ,  性質 ,  自由体積 ,  セグメント ,  移動度