抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本石油探査社(JAPEX)は,2050年までにゼロエミッションとカーボンニュートラル社会の目標に貢献するために,そのE&P(探査と生産)経験を活用して,再生可能エネルギーと新技術を展開している。また,既存のビジネス領域周辺における新しい環境に優しいビジネスの創造にも取り組んでいる。JAPEXミッションは,エネルギーの安定供給を提供し,E&Pの長年のコアビジネスと石油・天然ガスの供給を補完することである。その上に立って,脱炭素社会に対する世界的な要望の見地から「総合エネルギー会社」として成長するために,そのビジネス構造を変換に取り組んでいる。今日まで,JAPEXは二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)捕獲と貯蔵技術の実用化を目的とした実証試験に参加し,その再生エネルギービジネス組織を強化してきた。2021年5月13日に,JAPEXは,「JAPEX2050」:政府の「2050年におけるカーボンニュートラル社会の実現」イニニシァティブの見地から,総合エネルギー会社として4番目のJAPEXの方向性を設定する「カーボンニュートラル社会に向けて”以後JAPEX2050”」を策定と公表した。JAPEX2050は,世界的に2050年までに正味ゼロCO<sub>2</sub>排出量の目標を達成するために,JAPEXが取り組むべき責任と課題の新たな概要を提供し,JAPEXの将来行動とビジネス展開のためのより明確な方向性を提示している。JAPEX2050を着実に遂行することにより,JAPEXは,総合エネルギー会社としての一層の成長を見据えて,カーボンニュートラル社会におけるエネルギーの安定供給のための新たな可能性を追求していく。(翻訳著者抄録)