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J-GLOBAL ID：202202280729758878   整理番号：22A0612294

稼げる食用海藻高度化事業 VI(秋成熟アカモク人工採苗試験および分布調査)

資料名： 熊本県水産研究センター事業報告書(Web)
巻： 2020  ページ： 280-283 (WEB ONLY)  発行年： 2022年01月 
JST資料番号： U1425A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・上天草市付近に生息する秋成熟アカモクの母藻から卵8万粒(平均長径80μm)を採取。
・人工採苗試験は採苗基質として,透水プレート,マット,発泡ガラスとし,10個体/cm²程度になるようにジョウロで卵を播種。
・採苗11日後の生残率は透水プレートで86%,マットで91%と高い生残率を達成し,アカモク採苗に適した材質と思料。
・一方,発泡ガラスの生残率が38%と低かったのは,軽石のような形状で非常に軽く,エアレーションで生じた水流等で脱落してしまった可能性。
・2021/1/12に天草地方8地点で目視によるアカモク分布調査を実施,そのうち1か所で幅3m,長さ20~30cm程度の群落を確認,採取したアカモクに生殖器床の発達有。

シソーラス用語： *ホンダワラ科 ,  *採苗 ,  生息分布 ,  試料採取 ,  植物群落 ,  生殖器 ,  生存率 ,  天草 ,  材料 ,  植物成長
準シソーラス用語： *アカモク ,  材質 ,  生残率

分類 (4件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  海藻類  (FH02040G) ,  生殖  (EH02040F) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

引用文献 (4件)：

• 吉田ら 藻場再生のための食害動物対策技術開発 平成17年度長崎県窯業技術センター研究報告2005年
• 奥田武男 アカモクにおける雌雄同株個体と秋季の成熟 日本藻類学会誌 35号p.221-225 1987年
• 吉田ら 褐藻アカモクの初期生長に及ぼす日長、照度、水温の影響 南西海区水産研究所研究報告書 p.21-32 1995年
• 寺脇ら ホンダワラ類の初期形態形成に関する研究-III- アカモク 日本藻類学会誌 31号 p.97-101 1983年

タイトルに関連する用語 (11件)： 食用海藻 ,  高度化 ,  事業 ,  秋 ,  成熟 ,  アカモク ,  人工 ,  採苗 ,  試験 ,  分布 ,  調査