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J-GLOBAL ID：202202281090947168   整理番号：22A0591683

古くて新しいナノ材料:ナノポーラス金属

Old and new nanomaterials: nanoporous metals

著者 (1件)： 袴田昌高 (京大 大学院エネルギー科学研究科)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 72  号： 2  ページ： 58-65  発行年： 2022年02月15日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,ナノポーラス金属の代表的な製法である脱合金化について述べた後,その特性と応用について紹介。
・脱合金化として,その基本原理である選択エッチングとナノポーラス構造,開発史と利用形態,電極電位差の利用から金属溶湯中の溶解度差の利用への製法の展開,残された不明点を説明。
・ナノポーラス金属の特性と応用として,ナノポーラス/緻密の複層試料の表面応力による巨視的変形を利用した表面応力の可視化や,大きな表面積を利用した表面で起こる化学反応を制御する触媒への応用を紹介。
・ナノポーラス化によって性能向上が期待される電極への応用や,細菌や細胞に与える影響の調査に言及。

シソーラス用語： *多孔質金属 ,  *脱金属 ,  エッチング ,  *細孔構造 ,  原理 ,  技術史 ,  生産方式 ,  腐食電位 ,  溶解度 ,  表面応力 ,  可視化 ,  触媒 ,  電極 ,  細菌 ,  抗細菌作用 ,  細胞 ,  細胞接着 ,  自己組織化
準シソーラス用語： *ナノポーラス金属 ,  基本原理 ,  選択エッチング ,  *脱合金化 ,  利用形態

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  非鉄金属材料  (WE03000D)

引用文献 (57件)：

• 1) M. G. Nava, A. Cruz-Ramírez, M. Á. S. Rosales, V. H. Gutiérrez-Pérez and A. Sánchez-Martínez: J. Alloys Compd., 698 (2017), 1009-1017.
• 2) Y. Yamada, C. Wen, K. Shimojima, H. Hosokawa, Y. Chino and M. Mabuchi: Mater. Trans., 43 (2002), 1298-1305.
• 3) D. C. Dunand: Adv. Eng. Mater., 6 (2004), 369-376.
• 4) J. Erlebacher, M. J. Aziz, A. Karma, N. Dimitrov and K. Sieradzki: Nature, 410 (2001), 450-453.
• 5) P. N. Bartlett, M. A. Ghanem, I. S. El Hallag, P. de Groot and A. Zhukov: J. Mater. Chem., 13 (2003), 2596-2602.

タイトルに関連する用語 (2件)： ナノ材料 ,  ポーラス金属