文献
J-GLOBAL ID:202202281109936357   整理番号:22A0879793

資源循環と脱炭素 資源循環廃棄物分野における温室効果ガスの排出と削減

Greenhouse Gas Emissions and Reduction in the Material Cycles and Waste Management Sector
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 35-45  発行年: 2022年01月31日 
JST資料番号: L1595A  ISSN: 1883-5864  CODEN: HSJGBV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2050年の温室効果ガス(GHG)排出実質ゼロあるいはその削減過程である2030年までの中長期を見通した取り組みが世界中で進みつつある。本報では脱炭素社会を睨んだ世界のGHG削減戦略を資源循環廃棄物分野を中心にレビューした。イギリスやアメリカ,ロンドンやトロント等,国や都市がさまざまな分野を包括した脱炭素計画を推進している。また,資源循環廃棄物分野の脱炭素計画としてもイギリスのSixth Carbon Budget ReportやボストンZero Waste計画等,国内外で定量的な削減シナリオが提示されはじめている。対策としては食品廃棄物を含む有機性廃棄物のリデュース,その他廃棄物の3R,廃棄物エネルギー回収,非CO2のGHG対策等があげられる。そして,GHG削減対策としてのバイオガス化に加えCCUSのLCA研究も増えつつある中,脱炭素社会を見据えたGHG定量化手法の議論の必要性に触れた。今後さまざまな都市や地域において適確な脱炭素計画の立案と推進が行われ,その効果を定量的に把握し検証,改善していくことが肝要となる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  資源回収利用 
引用文献 (54件):
  • 環境省 : 国連機構変動枠組条約第26回締結国会合(COP26)結果概要(2021) http://www.env.go.jp/earth/COP26%E7%B5%90%E6%9E%9C%E6%A6%82%E8%A6%81.pdf (閲覧日2021年12月30日)
  • 環境省 : 地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況 https://www.env.go.jp/policy/zerocarbon.html (閲覧日2021年10月30日)
  • 浅利美鈴, 矢野順也, 平井康宏, 酒井伸一: 資源循環分野における地域循環共生圏展開について, 廃棄物資源循環学会誌, 第32巻, 第3号, pp.221-233(2021)
  • 酒井伸一 : 3Rプラス原則とライフサイクル的観点からみたプラスチック素材, 廃棄物資源循環学会誌, 第30巻, 第2号, pp.131-140(2019)
  • Circular Economy: The Circularity Gap Report 2021 (2021) https://www.circularity-gap.world/2021 (accessed 2021-December-30)
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る