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J-GLOBAL ID：202202281140264121   整理番号：22A0500824

in vitroでの前培養拡大無しのMSC軟骨形成を駆動するための膝関節滑膜細胞のデバイスベース濃縮:1段階整形外科処置への一歩近い【JST・京大機械翻訳】

Device-Based Enrichment of Knee Joint Synovial Cells to Drive MSC Chondrogenesis Without Prior Culture Expansion In Vitro: A Step Closer to 1-Stage Orthopaedic Procedures

著者 (9件)： Altaie Ala (Leeds Institute of Rheumatic and Musculoskeletal Medicine, University of Leeds, Leeds, UK) ,  Baboolal Thomas G. (Leeds Institute of Rheumatic and Musculoskeletal Medicine, University of Leeds, Leeds, UK) ,  Wall Owen (Leeds Institute of Rheumatic and Musculoskeletal Medicine, University of Leeds, Leeds, UK) ,  Wall Owen (Leeds Biomedical Research Centre, National Institute for Health Research, Leeds, UK) ,  Pandit Hemant (Leeds Institute of Rheumatic and Musculoskeletal Medicine, University of Leeds, Leeds, UK) ,  Pandit Hemant (Leeds Biomedical Research Centre, National Institute for Health Research, Leeds, UK) ,  Jones Elena (Leeds Institute of Rheumatic and Musculoskeletal Medicine, University of Leeds, Leeds, UK) ,  McGonagle Dennis (Leeds Institute of Rheumatic and Musculoskeletal Medicine, University of Leeds, Leeds, UK) ,  McGonagle Dennis (Leeds Biomedical Research Centre, National Institute for Health Research, Leeds, UK)
資料名： American Journal of Sports Medicine  (American Journal of Sports Medicine)
巻： 50  号： 1  ページ： 152-161  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1787A  ISSN： 0363-5465  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:滑膜液(SF)間葉系幹細胞(MSC)は滑膜膜から誘導され,軟骨修復能を有する。臨床診療における現在の使用は,主に探索的である。それらの数は小さい傾向があるので,MSCを用いた治療手技は典型的に培養拡大を必要とする。以前の報告は,幹細胞動員装置(STEMデバイス)が術中にSF-MSCを増加させることを示している。目的:この研究は,STEMデバイスを用い,濃縮後に得られた,非培養拡張滑膜化MSCsおよびSF-マイクロフラグメントの軟骨形成能を評価し,デバイスが仲介する滑膜膜操作が進行中のMSC遊離を促進するかを検討した。研究デザイン:制御実験室研究。方法:診断または治療膝関節鏡検査を受けた患者(n=16)からのSTEM装置利用の前後において,吸引液の2つのサンプルを術中に採取した。ヒト膝滑膜(n=5)を全膝関節置換時に収集し,懸濁培養を行い,進行中のMSC放出に対するSTEM装置の影響を評価した。コロニー形成単位-線維芽細胞アッセイを用いて,MSCの数を測定した。さらに,間質と免疫細胞と軟骨形成分化アッセイの細胞計測特性を,培養拡大なしで実施した。濾過した血小板濃縮物を,HemaTrateシステムを使用して調製した。【結果】STEM装置使用後,SF-MSCs(P=0.03)および滑液-常在滑膜組織微小断片(P=0.03)において,有意な増加が認められた。in vitroで懸濁した滑膜は,非刺激滑膜(P=0.01)よりもSTEMデバイス使用後に有意に多くのMSCを放出した。STEMデバイス放出全細胞画分は,非STEMデバイス滑液材料と比較して,有意に多いグリコサミノグリカン(GAG;P<0.0001)で,より大きなin vitro軟骨形成を生じた。自家濾過血小板濃縮物と組み合わせた非拡張SF-MSCおよびSF-ミクロフラグメントは,完全軟骨形成培地よりGAGが有意に多かった(P<0.0001)。STEMデバイス動員細胞は,より多くのM2マクロファージ細胞とより少ないM1細胞を含んだ。結論:非培養拡張SF-MSCとSF-ミクロフラグメントは,培養拡大なしで軟骨形成を受ける可能性を持ち,それは,数日間操作滑膜からのMSC放出増加を伴うSTEM装置を使用して拡張できる。予備的ではあるが,これらの知見は,内因性修復応答を促進する膝関節環境の操作に向けた概念の証明を提供する。臨床的関連性:数は少ないが,この研究は,STEMデバイスを用いた1段階関節修復と関係した3因子:SF-MSCsとSF-マイクロフラグメントの増加およびMSCの滑膜遊離延長を明らかにした。1段階処置における培養拡大の必要性のない軟骨修復のための内因性MSCを含む関節修復戦略は可能である。Copyright 2021 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 懸濁液 ,  間質組織 ,  血小板 ,  線維芽細胞 ,  ヒト ,  分化 ,  *膝関節 ,  *滑膜 ,  滑液 ,  *in vitro実験 ,  人工関節置換術 ,  間葉系幹細胞
準シソーラス用語： *軟骨形成 ,  軟骨修復 ,  *滑膜細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 滑膜常在間葉系幹細胞 ,  血小板製品 ,  非膨張細胞

分類 (1件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (10件)： 前培養 ,  拡大 ,  MSC ,  軟骨形成 ,  膝関節 ,  滑膜細胞 ,  濃縮 ,  段階 ,  整形 ,  外科処置