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J-GLOBAL ID:202202281231968298   整理番号:22A0475732

トウモロコシベース培地および照射トウモロコシ穀粒上のZnOナノ粒子によるFusarium proliferatum成長とフモニシン蓄積の減少【JST・京大機械翻訳】

Reduction of Fusarium proliferatum growth and fumonisin accumulation by ZnO nanoparticles both on a maize based medium and irradiated maize grains
著者 (6件):
資料名:
巻: 363  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,トウモロコシベース培地(in vitro)および照射トウモロコシ穀粒(in situ)の両方に及ぼすFusarium proliferatum増殖およびフモニシン蓄積に対するZnOナノ粒子(ZnO-NP)の抗真菌効果を評価した。ZnO-NPは,更なる熱処理なしでドロップ-バイ-ドロップ合成によって得られ,走査電子顕微鏡/エネルギー分散X線分光法(SEM/EDS)とX線回折(XRD)によって特徴付けられた。SEM分析は,それらが200×200nmの薄いフレーク,λ>30nmの厚さ,およびその純度がXRDによって確認されたことを示した。in vitroアッセイにおいて,ZnO-NP(0,0.8;4,8g/L)を暗所または光周期インキュベーション(12/12時間光(低温白色および黒色蛍光灯)/暗色)下で25°Cで21日間評価し,その可能な光触媒影響を決定した。フモニシンを質量分析(HPLC-MS/MS)と組み合わせた高速液体クロマトグラフィーによって検出した。全てのZnO-NP濃度は,F.proliferatum RCFP 5033による増殖速度とFB_1蓄積に有意に影響した(p<0.05)。成長およびFB_1(%)の同様の減少が,光周期または暗所培養下で0.8および8g L-1ZnO-NPで観察された。FB_1の減少は14日と21日後に観察されたが,最大の減少は光周期培養(84-98%)下で14日後に起こった。ZnO-NPの抗真菌および抗マイコトキシン能力に対する明確な光増強効果は観察されなかった。菌糸と分生子の形態学的変化をSEMで観察した。in situアッセイの下で,2つのF.proliferatum株による増殖速度およびフモニシンB_1,B_2およびB_3蓄積に及ぼすZnO-NP(0,0.4,0.8,2g kg-1)の影響を,25°Cで21日間暗所で0.995,0.98および0.97a_Wに調整した照射トウモロコシ穀粒で評価した。また,0.8g kg-1の酢酸亜鉛を同じZnO-NP濃度に対する抗真菌効果を比較するために含めた。成長速度はZnO-NP濃度が増加するにつれて有意に減少した。両F.proliferatum株では60%以上の成長減少が観察された。酢酸亜鉛は成長を著しく減少させたが,同じZnO-NP濃度ほど効率が低かった。ZnO-NPは,0.8~2g・kg-1ZnO-NPと0.98~0.995a_Wで,全フモニシン蓄積を71~99%減少させた。さらに,0.4g kg-1のZnO-NPは3つのフモニシンの著しい還元も生じた。本研究は,トウモロコシ穀粒におけるZnO-NPの適用が,F.proliferatumのような植物病原体および毒素産生菌を制御し,また,収穫前段階およびトウモロコシ貯蔵中の作物発育中のフモニシン蓄積を低減するための低コストおよび環境影響戦略であることを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の汚染  ,  穀類とその製品一般  ,  菌類による植物病害 

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