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J-GLOBAL ID:202202281474230428   整理番号:22A1178187

クリシンはウイルス誘導細胞周期停止とミトコンドリア依存性アポトーシスを抑制することにより上気道におけるインフルエンザウイルス感染を改善する【JST・京大機械翻訳】

Chrysin Ameliorates Influenza Virus Infection in the Upper Airways by Repressing Virus-Induced Cell Cycle Arrest and Mitochondria-Dependent Apoptosis
著者 (12件):
資料名:
巻: 13  ページ: 872958  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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クリシンは抗ウイルス特性を有することが証明されているが,in vivoでの抗インフルエンザ機構とその抗インフルエンザ有効性は,ほとんど不明である。本研究では,2つのH1N1インフルエンザAウイルス(IAV)株およびin vivoでの抗IAV活性を受ける異なる細胞株における細胞周期およびアポトーシスの遮断におけるクリシンの関与を検討した。ここでは,クリシンが先天性抗ウイルス免疫活性化およびウイルス蛋白質相互作用の自律性である機構を介し,IAV複製を強く阻害する,初期未同定所見を見出した。驚くべきことに,クリシンは,サイクリンD1/CDK4およびサイクリンE1/CDK2活性化を促進しながら,P53およびP21の発現レベルをダウンレギュレートすることにより,G0/G1期でIAV誘導細胞周期停止を抑制することができる。さらに,クリシンは,Bax/Bcl-xlのバランスを変化させ,カスパーゼ-9およびカスパーゼ-3活性化を減少することにより,IAV誘発ミトコンドリアアポトーシス経路を劇的に阻害した。蓄積した活性酸素種(ROS)還元は,IAV感染後の細胞周期停止およびアポトーシスにおけるクリシンの阻害役割に寄与する可能性がある。特に,クリシンは上気道におけるIAV複製を優先的に阻害し,呼吸器ウイルスの拡散を抑制するための有望な薬剤である可能性を示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  抗ウイルス薬の基礎研究 
引用文献 (36件):
  • Krammer F, Smith GJD, Fouchier RAM, Peiris M, Kedzierska K, Doherty PC, et al. Influenza. Nat Rev Dis Primers (2018) 4:3. doi: doi: 10.1038/s41572-018-0002-y
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