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J-GLOBAL ID:202202281557876726   整理番号:22A0560515

ラットにおけるブレオマイシン誘発肺線維症に対するダプソンの保護作用【JST・京大機械翻訳】

Protective effect of dapsone against bleomycin-induced lung fibrosis in rat
著者 (13件):
資料名:
巻: 124  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A1230A  ISSN: 0014-4800  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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特発性肺線維症(IPF)は,咳や喘息などの症状を引き起こす肺組織の慢性間質性疾患である。それは炎症因子と酸化ストレスによって引き起こされる。IPFのin vivoモデルは,化学療法剤,ブレオマイシン(BLM)により誘導される。成体雄Wistarラットにおけるブレオマイシン誘導IPFに対するダプソンの効果を,その抗炎症および抗酸化ストレス効果により検討した。動物を5群(対照,BLM,BLM+ダプソン1,BLM+Dapsone3,BLM+Dapsone10)にランダムに分けた。対照群は,正常水と食物を受けた。線維症群において,ブレオマイシン(BLM)(5mg/kg)を用いて,気管内投与によって肺線維症を誘発した。動物3群を1日1回,3回および10mgダプソンを1回腹腔内投与し,BLMを2週間腹腔内投与した。抗酸化酵素スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT)およびグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の活性およびミエロペルオキシダーゼ(MPO),マロンジアルデヒド(MDA),蛋白質カルボニル(PC)および亜硝酸塩のような酸化ストレスマーカーを測定し,ダプソンのブレオマイシンおよび治療効果を評価した。肺組織の組織学的分析はヘマトキシリン-エオシン(H&E)とマッソントリクローム染色により行った。BLMは酸化酵素の活性を低下させ,酸化ストレスマーカーを増加させたが,ダプソン処理は結果を逆転させた。さらに,好中球や好酸球などの炎症細胞としての細胞総数を調べた。BLMがこれらの細胞を増加させ,ダプソンがそれらを減少させることを示した。H&Eとマッソンのトリクローム染色の結果は,ダプソンが炎症と肺胞壁厚さとBLM誘発肺線維症を減少させることを示した。本研究の知見に従って,ダプソンは,その抗炎症および抗酸化性ストレス性質およびブレオマイシンの毒性効果の低下を介し,肺線維症に対し治療効果を有するようである。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の基礎医学  ,  呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究 

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