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J-GLOBAL ID：202202281689922926   整理番号：22A1150613

《アジアの知財》審判・訴訟段階前における,中国特有の証拠調査事情

著者 (1件)： 島田敏史 (日本弁理士会)
資料名： パテント  (Patent)
巻： 75  号： 4  ページ： 5-11  発行年： 2022年04月10日 
JST資料番号： G0278A  ISSN： 0287-4954  CODEN： JAXXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・中国の調査会社の経営者でもある著者が,実務経験を踏まえて,中国の審判・訴訟段階にある証拠収集について,ポイントとなる事項に言及。
・「中国の実情に合わせた立証戦略を取る」こととして,中国の経験則に合わせた立証戦略,書証による証明力を高めること,問題が起きる前の段階からの立証準備に言及。
・中国では当事者が作成した証拠の証明力が低く,第三者による証明のために「信頼できる調査会社を押さえる」ことの重要性を解説。
・普段からの立証準備として効果のある対応として「公証認証手続」「電子データにおけるタイムスタンプの取得」「発票の記載内容の工夫」に言及。
・事後の証拠収集の類型として「不使用取消審判」「無効審判」「冒認出願対応」「審決取消訴訟」「侵害訴訟」のそれぞれの事情を解説。
・その上で,立証のハードルが高い中国においては,立証が必要になってからでの証拠収集では奏功しにくく,事前の収集を推奨。

シソーラス用語： *中華人民共和国 ,  調査 ,  証明 ,  特許侵害訴訟 ,  特許審査
準シソーラス用語： *証拠調査 ,  *証拠保全 ,  認証取得 ,  *立証

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

タイトルに関連する用語 (7件)： アジア ,  訴訟 ,  段階 ,  中国 ,  特有 ,  証拠 ,  調査