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J-GLOBAL ID:202202281888881004   整理番号:22A0950421

退役軍人における治療抵抗性うつ病および心的外傷後ストレス障害の症状に対する鼻腔内(S)-ケタミンからのスイッチ後の静脈内ラセミ体ケタミンに対する反応:後ろ向き症例シリーズ【JST・京大機械翻訳】

Response to intravenous racemic ketamine after switch from intranasal (S)-ketamine on symptoms of treatment-resistant depression and post-traumatic stress disorder in Veterans: A retrospective case series
著者 (29件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 272-279  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0007B  ISSN: 0277-0008  CODEN: PHPYDQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:ラセミ(R,S)-ケタミンは,強力で迅速な作用抗うつ作用を有するグルタミン酸作用薬である。(S)-ケタミンの鼻腔内製剤は,最近米国食品医薬品局(FDA)により承認され,治療抵抗性欝病(TRD)の個人で使用されている。ケタミンのこれらの2つの製剤の間の鬱病または他の共存症に関する結果を直接比較するデータはない。しかし,最近のメタ分析は,IVラセミケタミンがIN-(S)-ケタミンよりも強力である可能性を示唆している。方法:VA San Diego神経調節クリニックでケタミン治療を行った,共存TRDおよび外傷後ストレス障害(PTSD)を有する15人のVeteransにおける臨床転帰を後ろ向きに分析した。この分析に含まれるすべてのVeteransは,IVラセミケタミンによる治療に切り替える前に少なくとも6つの鼻腔内(IN)-(S)-ケタミン処置を与えた。【結果】ケタミン治療(IN-(S)-ケタミンとIV-(R,S)-ケタミン)を投与されたVeteransは,患者健康アンケート-9(PHQ-9),自己報告尺度測定鬱病症状(rmANOVA F(1,4,42)=12.6,p<0.0001),およびDSM-5(PCL-5)のPTSDチェックリストにおいて,PSTD症状を測定する自己報告尺度(rmANOVA F(1,339)=5.9,p=0.006)を示した。事後テストは,PHQ-9スコアが,(S)-ケタミン処置(p=0.1)後のベースラインと比較して平均2.4±1.2,およびIV-ケタミン処置(p=0.0003)後の平均5.6±1によって,治療前のベースラインスコアと比較して,減少したことを明らかにした。PCL-5スコアは,治療前のベースラインスコアと比較して,IN(S)-ケタミン処理(p=0.6)後の平均4.3±3.3およびIV-ケタミン処置後の11.8±3.5(p=0.03)に減少した。結論:この研究は,オフラベルIV-(R,S)-ケタミンが,FDA承認IN-(S)-ケタミンに適切に反応しない患者で,合理的な次の段階と考えられることを示す。IVラセミケタミンがIN-(S)-ケタミンよりも効果的であるかどうかを評価するために,さらに二重盲検ランダム化比較試験が必要である。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
向精神薬の臨床への応用  ,  精神障害の薬物療法 

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