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J-GLOBAL ID:202202282258921152   整理番号:22A0498756

ハクサイ(Brassica campestris L.ssp.pekinensis)のRPS4突然変異体をコードする色素体遺伝子のプロテオーム解析【JST・京大機械翻訳】

Proteomic analysis of a plastid gene encoding RPS4 mutant in Chinese cabbage (Brassica campestris L. ssp. pekinensis)
著者 (7件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 113-130  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4378A  ISSN: 1438-7948  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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プラスチドは,色素体リボソーム蛋白質およびリボソームRNAから成るゲノムおよび細菌型70Sリボソームを含む重要な植物細胞オルガネラである。本研究では,二重倍数体ハクサイΔΨFTから得られたクロロフィル欠損変異体(cdm)をリボソーム蛋白質RPS4をコードする色素体遺伝子におけるA-to-C塩基置換を有するプラストーム変異体として同定した。RPS4の機能および調節機構をさらに解明するために,比較プロテオーム解析を,同重体タグおよび相対および絶対定量(iTRAQ)に基づく戦略により,cdmおよびその野生型ΔΨFT’植物の間で行った。全部で6,245の蛋白質を同定し,そのうちの540はcdmの葉において異なる豊富な蛋白質(DAPs)であり,233のアップレギュレートされた蛋白質および307の下方制御された蛋白質を含むΔΨFTのそれらと比較して,cdmの葉において差次的に豊富な蛋白質(DAPs)であった。上方制御されたDAPsは主に翻訳,有機窒素化合物生合成過程,リボソーム,およびスプライセオソームに関与した。一方,下方制御されたDAPsは主に光合成,光合成反応中心,光合成光収穫,炭素固定,およびクロロフィル結合に関与した。これらの結果は,おそらく特異的光合成および寒冷ストレス関連蛋白質の発現に影響することにより,色素体翻訳活性を調節することにより,ハクサイの成長および発育の調節におけるRPS4の重要な役割を示した。さらに,多重反応モニタリング(MRM)試験および定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応分析は,著者らのiTRAQ結果を確認した。定量的プロテオーム解析により,cdmとΔΨFT’植物間の代謝経路の多様な変化を確認した。本研究は,ハクサイにおけるクロロフィル生合成と光合成の調節への新しい洞察を提供する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  遺伝子発現 
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