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J-GLOBAL ID：202202282285461349   整理番号：22A0469445

改良地盤の長期特性 石炭灰改良材の長期環境安全性

著者 (4件)： 田島孝敏 (大林組 技研) ,  井出一貴 (大林組 技研) ,  山田祐樹 (大林組 技研) ,  佐々木徹 (大林組 生産技術本部)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 50  号： 2  ページ： 089-092  発行年： 2022年02月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・室内試験および実規模の防潮堤盛土のモニタリング試験によって,石炭灰改良材を盛土材として利用したときの環境安全性の検証について報告。
・石炭灰の物理化学的特性(表面形態,微量元素),微量元素の不溶化(セメントなどの不溶化方法,室内配合試験,石炭灰改良材の不溶化試験結果)について概説。
・発電所の石炭灰とJISフライアッシュの計8種類を用いて,六価クロム,砒素,セレン,フッ素,ホウ素の溶出試験について概説。
・環境安全性に着目した,防潮堤盛土の長期モニタリングの溶出試験結果と地下水の水質試験結果についても考察。

シソーラス用語： *地盤改良 ,  *石炭灰 ,  *環境影響 ,  材料 ,  盛土 ,  *微量元素 ,  不溶化 ,  ホウ素 ,  フッ素 ,  セレン ,  ヒ素 ,  六価クロム ,  防潮堤
準シソーラス用語： 盛土材料

分類 (2件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (12件)：

• 一般財団法人石炭フロンティア機構HP. http://www.jcoal.or.jp/ashdb/ashstatistics/
• (社)土木学会:コンクリートライブラリー 132 循環型社会に適合したフライアッシュコンクリートの最新利用技術,pp.17~20,2009.12
• Solem-Tishmack, McCarthy, High-calcium Coal Combustion By-products : Engineering Properties, Ettringite Formation, and Potential Application in Solidification and Stabilization of Selenium and Boron, Cem. Con. Res., 25, pp. 658~670, 1995.4.
• Heebink, Hassett, Coal Fly Ash Trace Element Mobility in Soil Stabilization, 2001 International Ash Utilization Symposium, 2001. 10.
• 井出一貴,青木雄二,田島孝敏,熊谷祐一:石炭灰を用いた盛土材の性状-盛土材利用時の重金属等の溶出試験結果-,土木学会第68回年次学術講演会,pp.207~208,2013.9.

タイトルに関連する用語 (5件)： 改良地盤 ,  長期 ,  石炭灰 ,  改良材 ,  環境安全性