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J-GLOBAL ID：202202282600641752   整理番号：22A1169582

異なる速度での歩行のバランスマップ解析の検証【JST・京大機械翻訳】

Validation of Balance Map Analysis of Walking at Different Speeds

著者 (1件)： Kagawa Takahiro (Department of Mechanical Engineering, Faculty of Engineering, Aichi Institute of Technology, 1247 Yachigusa, Yakusa-cho, Toyota 470-0392, Japan)
資料名： Applied Bionics and Biomechanics (Web)  (Applied Bionics and Biomechanics (Web))
巻： 2022  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： U7678A  ISSN： 1176-2322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前進方向における転倒に関する歩行バランスは,振動相中の体重の身体中心とスイング足の配置と関連する。バランスマップ解析は,能動的関節トルク(弾道歩行モデル)のないスイング相中の簡単な生体力学モデルを用いて,適切な足配置の到達可能性の予測に基づく歩行バランスを評価する。弾道歩行モデルは,より高速でより遅い歩行における筋肉活動に伴う代謝エネルギー消費が,好ましい速度歩行におけるそれより高いので,好ましい歩行速度に関して正当化できる。したがって,アクティブジョイントトルクが,スイング相中に十分に小さいという仮定は,バランスマップ解析の重要な制限である,より高速またはより遅い歩行では保持されない。本研究では,種々の歩行速度での定常状態歩行をバランスマップ解析の検証のために安定として評価し,3種類の歩行速度(遅い,正常,および速い)の歩行パターンを調べた。結果は,スイング相の間の軌道が,前進平衡損失領域から十分なマージンで,すべての条件に対して安定領域内にあることを示した。さらに,前進バランスからのマージンは歩行速度の増加に伴って減少した。速い歩行中のマージンの減少は,スイング脚の速度に関連して,体の重心の前方速度の増加に起因した。これらの結果は,バランスマップ解析が様々な速度で歩行バランスを効果的に測定することを示唆する。Copyright 2022 Takahiro Kagawa. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *速度 ,  筋肉 ,  トルク ,  配置 ,  重心 ,  足 ,  モデル ,  代謝エネルギー ,  平衡 ,  *歩行
準シソーラス用語： 関節トルク ,  歩行モデル ,  歩行速度 ,  定常状態 ,  歩行パターン ,  生体力学的モデル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： リハビリテーション  (GB06000Z) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J)

引用文献 (25件)：

• M. E. Tinetti, C. S. Williams, "Falls, injuries due to falls, and the risk of admission to a nursing home," The New England Journal of Medicine, vol. 337, no. 18, pp. 1279-1284, 1997.
• P. Kannus, H. Sievanen, M. Palvanen, T. Jarvinen, J. Parkkari, "Prevention of falls and consequent injuries in elderly people," Lancet, vol. 366, no. 9500, pp. 1885-1893, 2005.
• V. C. Chang, M. T. Do, "Risk factors for falls among seniors: implications of gender," American Journal of Epidemiology, vol. 181, no. 7, pp. 521-531, 2015.
• Y. Okubo, M. A. Brodie, D. L. Sturnieks, C. Hicks, H. Carter, B. Toson, S. R. Lord, "Exposure to trips and slips with increasing unpredictability while walking can improve balance recovery responses with minimum predictive gait alterations," PLoS One, vol. 13, no. 9, pp. 1-14, 2018.
• Y. C. Pai, J. Patton, "Center of mass velocity-position predictions for balance control," Journal of Biomechanics, vol. 30, no. 4, pp. 347-354, 1997.

タイトルに関連する用語 (5件)： 歩行 ,  バランス ,  マップ ,  解析 ,  検証