抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来の接合時に十分な接着強度を得る目的で,プレボンディング表面処理を行なった。アルミニウム合金の場合,陽極酸化処理は一般に適用されるが,この処理法は処理,洗浄,乾燥などの多段階を必要とする。複合材料の場合,サンディングは一般的に適用されるが,これは手動作業であり,多くの時間を必要とする。本研究では,表面処理技術の1つであるイトロ処理が研究の対象であった。これは容易であり,どんな材料でも使用することができ,接着継手プロセスにおける作業時間の短縮や作業工程の低減などの接着継手における問題を解決することが期待される。引張方向における強度発達の傾向を明らかにされたが,微視的破壊機構は明らかにされていない。ここでは,イトロ処理における引張方向における接着強度の傾向を明らかにしている。同時に,顕微鏡的破壊メカニズムに及ぼす影響を明らかにした。(翻訳著者抄録)