文献

J-GLOBAL ID：202202283185895659   整理番号：22A0635936

アントラセン誘導体の多形における固体状態ルミネセンスとピエゾクロミック特性の理解【JST・京大機械翻訳】

Understanding the solid state luminescence and piezochromic properties in polymorphs of an anthracene derivative

著者 (4件)： Aziz Alex (Department of Chemistry, Queen Mary University of London, School of Physical and Chemical Sciences, Mile End Road, London, E1 4NS, UK. [e-mail] [e-mail]) ,  Sidat Amir ,  Talati Priyesh ,  Crespo-Otero Rachel
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 24  号： 5  ページ： 2832-2842  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発光性分子結晶は,オプトエレクトロニック応用に対して重要な研究関心を集めている。しかし,凝縮相および外部刺激下でのそれらの構造的および電子的関係を完全に理解することは,大きな課題である。ここでは,密度汎関数理論(DFT)と時間依存TD-DFTの組み合わせを用いて,分子結晶9,10-ビス((E)-2-(ピリジン-4-イル)ビニル)アントラセン(BP4VA)のピエゾクロミズムを研究した。分子充填と形状が電子とフォノン構造とこの原型系の励起状態特性に及ぼす影響を調べた。ルミネセンス特性はヘリングボーンからシート充填配列への遷移により赤方偏移することを見いだした。π-πとCH-π相互作用の増強による外部圧力の適用でバンドギャップのほぼ連続的な赤方偏移を見出し,発光応答の微調整における機構である。分子結晶のフォノン構造の解析は,高圧で制限された運動で,ヘリングボーン充填配列における運動の制限を示唆した。これは,圧力の適用による再組織化エネルギーの減少を示すHuang-Rhys因子によって支持された。最後に,再組織化エネルギーの減少と励起子結合の増加の間のバランスは,非放射減衰が,これらの系における圧力の増加とともに増強または減少するかどうかを決定する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 赤方偏移 ,  発光 ,  フォノン ,  分子結晶 ,  *ルミネセンス ,  励起子 ,  励起状態 ,  再編成 ,  外圧 ,  *固相 ,  密度汎関数法 ,  バンドギャップ ,  分子充填
準シソーラス用語： TDDFT ,  ピエゾクロミズム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C)

タイトルに関連する用語 (5件)： アントラセン誘導体 ,  多形 ,  固体状態 ,  ルミネセンス ,  理解