文献

J-GLOBAL ID：202202283347827693   整理番号：22A1158751

SMAベースのセルフセンタリングダンパの実験的研究【JST・京大機械翻訳】

An Experimental Study of an SMA-Based Self-Centering Damper

著者 (3件)： Ma Hongwei (South China University of Technology, State Key Laboratory of Subtropical Building Science, Guangzhou, Guangdong, China) ,  Xu Jiaxin (South China University of Technology, State Key Laboratory of Subtropical Building Science, Guangzhou, Guangdong, China) ,  Li Shaofeng (Shenzhen Classical Architectural and Engineering Designing Consultant Ltd., Shenzhen, China)
資料名： International Journal of Steel Structures  (International Journal of Steel Structures)
巻： 22  号： 2  ページ： 610-621  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1040A  ISSN： 1598-2351  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己中心エネルギー散逸装置は,構造の残留層間ドリフトを減少または回避できる。本研究は,それぞれ,プレテンションSMAワイヤと予圧縮ばねをエネルギー散逸グループと再中心グループとして採用する形状記憶合金(SMA)ベースの自己センタリングダンパを目的とする。復元力を提供するためにSMAワイヤを主に使用する従来の自己中心ダンパと比較して,このダンパは,非常に信頼できる再中心能力を有した。ダンパの構成,詳細な組立工程および作動原理を紹介した。ダンパのヒステリシス挙動を評価するために,ダンパ試験片を製造し,荷重振幅と荷重周波数の影響を考慮して,試験片について一連の準静的機械的試験を行った。結果は,等価粘性減衰比が負荷振幅の増加でわずかな変化を示す間,サイクル当りの散逸エネルギーが大幅に増加することを示す。負荷周波数はダンパの等価粘性減衰比に大きな影響を与える。完全再中心能力を維持するダンパのエネルギー散逸能力を改善するために,ばねに適用した予圧縮力は,平衡位置での2つのグループSMAワイヤ間の力差に等しいべきであることを示唆した。Copyright Korean Society of Steel Construction 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ばね ,  ヒステリシス ,  *ダンパ ,  ドリフト ,  比率 ,  プレテンショニング ,  周波数 ,  金属線 ,  組立工程 ,  形状記憶合金 ,  エネルギー散逸 ,  復元力
準シソーラス用語： 動作原理 ,  *セルフセンタリング ,  散逸エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： セルフセンタリングダンパ ,  形状記憶合金 ,  エネルギー散逸容量 ,  等価粘性減衰比 ,  準静的試験

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (2件)： SMA ,  実験的研究