抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的。目的:成人における下顎前歯の整列に対するビタミンD_3レベルの影響を検討し,関連する歯根吸収および疼痛知覚を検討した。試験デザイン。多施設,二重盲検ランダム化臨床試験。対象と方法:18~30歳の成人患者,中等度の下顎切歯クラウディング[Litle Irregularity Index(LII)3~6mm],固定歯科矯正器具による非抜歯治療を必要とする,を1:1割当比の2群にランダムに割り当てた。1st群(正常ビタミンD_3レベル群[ND_3G])において,ビタミンDレベルを測定し,矯正治療を開始する前に正常に補正し,一方,2nd群[対照群(CG)]では,ビタミンDレベルはアラインメント相の完了まで未知であった。転帰尺度は,LIIを用いた下顎切歯クラウディング,歯科矯正誘導歯根吸収(OIRR)および疼痛知覚を含んだ。独立標本t検定を用いて,治療期間,アラインメントの有効性,および群間のOIRRを比較し,一方,疼痛知覚における差異をMann-Whitney U検定([数式:原文を参照])によって分析した。【結果】4つのセンターから募集された87人の患者のうち,33人の患者を,ランダムに2つの群(ND_3Gに17人の患者とCGに16人の患者)に割り当てた。下顎切歯クラウディングの完全なアラインメントの時間はND_3Gで1か月短く(23.532%),改善率はCGと比較して全期間で有意に高かった。OIRRの量は群間で有意差はなかった。しかし,アラインメントの最初の3日間における疼痛はND_3Gにおいて有意に少なかった。結論:最適なビタミンD_3レベルは,矯正治療と関係したアラインメント時間と痛みを低下させたが,OIRRの低下には役割はなかった。登録。試験は,臨床Trials.govで12th4月2021日に登録された(登録番号:NCT04837781)。Copyright 2022 Ali Al-Attar and Mushriq Abid. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】