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J-GLOBAL ID：202202283486240858   整理番号：22A1067717

臭化ナトリウムをトレーサー物質とした汚泥処理返流水の影響評価による運転の工夫

著者 (6件)： 中村浩一郎 (東京都 下水道局) ,  佐藤杏奈 (東京都 下水道局) ,  山本崇人 (東京都 下水道局) ,  庄司亮 (東京都 下水道局) ,  舛田昌司 (東京都 下水道局) ,  玉本博之 (東京都 下水道局)
資料名： 東京都下水道局技術調査年報(Web)  (Annual Report on Technical Research & Development. Bureau of Sewerage, Tokyo Metropolitan Government (Web))
巻： 2020  ページ： 130-137 (WEB ONLY)  発行年： 2022年02月 
JST資料番号： U0383A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・他の下水処理施設からの汚泥処理返流水の受入れによる影響評価と運転管理法を検討。
・受泥により不安定なリン処理が常態化した東京都「みやぎ水再生センター」が対象。
・トレーサー物質として臭化ナトリウムを選定。
・実試料における臭化物イオン添加回収試験,および実際現場における汚泥処理返流水の流動調査と反応槽の混合特性調査を実施。
・まとめ1)臭化ナトリウムの下水試料への添加,回収試験では98~100%の回収率を得て,トレーサー物質としての有効性を確認。
・2)汚泥処理返流水の分配比率は,東施設70~80%,西施設20~30%となりリン処理安定化に向けた新たな対応が必要であることが判明。
・3)トレーサー調査結果を踏まえた運転改善により,リン処理の安定性の向上を確認。

シソーラス用語： 臭化ナトリウム ,  *汚泥処理 ,  下水汚泥 ,  下水処理水 ,  *運転管理 ,  脱リン ,  東京都 ,  下水処理 ,  *下水処理施設 ,  トレーサ法
準シソーラス用語： *汚泥処理返流水

分類 (1件)： 下水・廃水処理施設  (SC03020P)

引用文献 (2件)：

• 宅間大吉ら(2019)「臭化カリウムを使ったトレーサーの開発」,第56回下水道研究発表会論文集,日本下水道協会
• 日本下水道協会編(2012)「下水試験方法 2012年度版」,第2章 第2節 反応タンクの混合特性試験,日本下水道協会

タイトルに関連する用語 (5件)： 臭化ナトリウム ,  トレーサー ,  物質 ,  汚泥処理返流水 ,  影響評価